文芸の新たな可能性を拓く「第51回 新潮新人賞」作品募集中
新潮社では、「文芸の新たな可能性を拓く未知の才能の劇的な登場」を期待し、第51回新潮新人賞を実施中。
前回受賞作は、三国美千子氏の『いかれころ』。「いかれころ」とは「踏んだり蹴ったり」や「頭が上がらない」という意味を持つ河内弁で、受賞作は大阪府南東部に住む杉崎一族の濃密な人間模様を、女児・奈々子を主人公にして丹念に描き出した作品という。受賞作品と受賞者インタビュー、各選考委員の選評は「新潮」2018年11月号(10月6日発売)にて掲載中。
応募規定は400字詰め原稿用紙で250枚以内(短編も可)。未発表の小説であること。同人雑誌発表作や他の新人賞に応募済みの作品は対象外となる。冒頭に表題、枚数(400字換算)、筆名、本名、住所、電話番号、年齢、職業、略歴を明記。別紙1枚にも同様の内容を明記し原稿に添付すること。
発表は「新潮」2019年11月号誌上(予選通過作品・作者名は10月号で掲載予定)。受賞者1名には、特製記念ブロンズ楯と副賞50万円が贈られる。選考委員は大澤信亮、川上未映子、鴻巣友季子、田中慎弥、中村文則。(敬称略)
応募締切:2019年3月31日(消印有効)
第51回 新潮新人賞https://www.koubo.co.jp/contest/literature/novel/051662.html