新潮社は「第51回 新潮新人賞」の募集を開始。
文芸の新たな可能性を拓く未知の才能の劇的な登場が期待されています。
募集内容
未発表の小説を募集
枚数は四〇〇字詰め原稿用紙(ワープロの場合は四〇〇字換算)二五〇枚以内(短篇も可)。同人雑誌発表作や他の新人賞に応募済みの作品は対象外です。
作品規定
●締切
二〇一九年三月三十一日(当日消印有効)
●応募方法
原稿はしっかり綴じ、冒頭に表題、枚数(四〇〇字換算)、筆名、本名、住所、電話番号、年齢、職業、略歴を明記する。また、別紙一枚にも同様の内容を明記し、原稿に添付してください。
宛先は〒162-8711 東京都新宿区矢来町71 新潮社「新潮」編集部 第51回新潮新人賞係。
応募方法/応募先
応募時の会員登録
不要
募集期間
~ 2019年3月31日(日)
応募資格
資格不問
賞
正賞―特製記念ブロンズ楯、副賞―五十万円
審査員
大澤信亮オオサワ・ノブアキ
君が何かを期待しているなら、私はそれを殺す門になろう。君が何もかもに絶望しているなら、その闇に残る最後の光となろう。半端な気持ちなら止めてくれ。ここに立つために支払った代償のすべてを賭けて読む。
川上未映子カワカミ・ミエコ
小説にとっての動脈は複数あるけど、あとから学ぶしかないことも多い。処女作は、自分にとって世界にとって、こればっかりはまだ決着がついていないのだ、足掻くよりほかないのだと思うことだけを絶体絶命で書いてください。
鴻巣友季子コウノス・ユキコ
日本語なのに異言語で書いてある気がする小説を読みたい。遠い彼岸に架けられない橋を架けようとする小説、自分がだれだかわからなくなるような小説を読みたい。読ませてください。
田中慎弥タナカ・シンヤ
作家を目差す人にとって、田中慎弥ほど御しやすい選考委員はいないだろう。田中一人を騙せないようではどうしようもない。田中一人を騙しているようでは心許ない。それもこれも、書かなければ始まらない。
中村文則ナカムラ・フミノリ
現代の文学シーンでデビューするにはどうすればいいかとか、そんなことを考える必要はありません。ただあなたの文学を、全力で小説に込めればいいです。シーンなどあなたが変えてしまえばいい。お待ちしています。
補足
当選作の出版権は主催者に帰属します。
原稿は返却しませんので、必要な方は必ずコピーをとっておいてください。応募や選考についてのお問い合わせには応じられません。
応募に関する個人情報は、賞の発表・連絡以外には利用いたしません。
出典:https://www.shinchosha.co.jp/prizes/shinjinsho/
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