消防車アイデアコンテスト 中条さん最優秀賞
消防車のトップメーカーであるモリタホールディングスが開催した第 13 回「未来の消防車アイデアコンテスト」において神奈川県相模原市在住の中条 匠晴(なかじょう たくはる)さん(応募当時小学6年生)が最優秀賞を受賞した。
同コンテストは、全国の小学生を対象に夢のある「未来の消防車」をテーマとした作品を募集し、第 13 回目となる今回は1130 作品の応募があった。
中条さんは地球に優しいエコカーでありながら、ハイテクを駆使したスーパーレスキューカーを考案した。「ボクが保育園に通っていたころ、火事を見たことがあります。こんな消防車があれば家が何軒も燃えなくてすんだのにと思います」と中条さん。消防車にはウォーターカッターやロボットの他、ドローン型車両も装備されている。
表彰式は8月3日モリタ三田工場で行われた。株式会社モリタ 代表取締役社長 尾形和美氏をはじめ、役員や消防車の開発・製造などに携わる社員が参列。中条さんは、受賞の喜びとともに「4 月から中学一年生になり、もうこのコンテストに応募できないことが残念です」とコメントした。式の後は消防車の見学やはしご車の試乗などが行われた。
また、モリタホールディングスは8 月 24 日に開催される『第 47 回全国消防救助技術大会[京都 2018]』(場所・京都市消防活動総合センター)に出展予定。災害現場へ自走での進入が可能な「小型オフロード消防車 RedLadybug」など様々な資機材等が展示される。先着 350 名の子供には「MVF ぬりえ」のプレゼントもある。
8月24日(金)実施予定の第47回全国消防救助技術大会は、台風の接近に伴い中止となりました。 2018.8.23更新
第13回未来の消防車アイデアコンテストhttp://www.morita119.com/activity/social/contest/vol013/award.html