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初めてのわたしでも、買ってもらえる喜びがある

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やりたい気持ちだけで参加できる創作

近年のハンドメイドマーケットでは、趣味の作品を発表できる舞台にとどまらず、作り手の個性が豊かになり、更なるにぎわいをみせている。「わたしだったらもっとこうしたい、こうつくりたい」を叶えられるように、主催のHAND ART Marchéが舵取りを行う。2018年最初の舞台は、仙台の「夢メッセみやぎ」。

募集は100ブースの先着順であり、税込4,600円から参加できる。出展ブースの宣伝がホームページに掲載されるため、自分の作品を売り込むチャンスにもつなげやすい。全国各地のハンドメイド作家に混ざって、これまでの成果をアピールする。応募の段階から喜びをひしひしと感じられるはずだ。

過去にはアクセサリーといった小物雑貨の出展が多く、趣味で始めたばかりの方でも参加しやすいイベントである。見よう見まねでつくった物でも、それはもうあなたのオリジナル作品。いつか自分のお店を持ちたい人であれば、なおさら経験を気にせずに参加してみたほうがよい。

ただ、最初は立ち止まってくれる人が少なくて、思うように売れないかもしれない。しかし、独自の世界観を生み出し、輝きを放つためには避けては通れない道でもある。大切なのは、恥ずかしがらずに出品してみる姿勢なのだろう。

筆者の知人にも、関東のハンドメイドマーケットで毎年出展している人がいる。その方は羊毛フェルトで動物マスコットをつくり、3年ほど前に初めて販売した。屋内のイベントではあったが、出入り口のドアから吹き込む風によりあっけなく作品が飛ばされてしまったそうだ。「せっかくディスプレイも考えたのに、思うようにいかず泣きそうになったよ。でも、手のひらサイズのパンダ雑貨が遠くに飛ばされたときに、拾ってくれた人がいたの。『可愛いですね。いくらですか?』と聞かれて、そのまま買ってもらえたんだよ!今はネットで簡単に出品できる時代だけど、わたしは実際にブースを出したほうが楽しいと感じるかな」。

やってみて良かったと思えるきっかけは、どこに転がっているのか分からないもの。今までハンドメイドに興味がなかった人でも、もし出展してみたい気持ちが出てきたら気軽に参加してみよう。そこから生まれる、新しい発見があるのだから。

 

 

公募情報の詳細はこちら:

vol.7 HAND ART Marché Sendai

https://www.koubo.co.jp/contest/art/handmade/036401.html

(2018年1月8日〆切)