「いつもありがとう」作文コンクール結果発表
朝日学生新聞社・シナネングループ「いつもありがとう」作文コンクール 結果発表
一緒に暮らしている家族はもちろん、離れている家族にも伝えたい「ありがとう」。このコンテストでは、普段、なかなか言えない家族への感謝の気持ちをつづった作文を募集している。
第11回をむかえた今年は全国から約4万通の応募があった。主催者は全国にあるすべての小学校に案内を発送。アメリカやヨーロッパなど、海外にも告知を広げ、ここまで応募数を伸ばしてきた。
学年の内訳は6年生が約8000点、1年生が約4000点と高学年からの応募が多かった。ほとんどが手書きした紙で送られてくるそうで、習ったばかりの単語や漢字を一生懸命書いている姿が目に浮かぶ。
いつもなら言わないような「ありがとう」の気持ちを、作文にまとめるのは大変なこと。
しかし、本コンクールの担当の堀さんは語る。「誤字脱字や漢字の使い方なんて気にしないで大丈夫。内容も大事件やサプライズじゃなくてかまいません。みなさんが普段、過ごしている中で家族にしてもらってうれしかったことを教えてください」。
少しくらいのまちがいはご愛嬌。このコンクールでは、子どもらしい素直な気持ちをつづった作品が求められている。文章の完成度より、「誰に、何に対しての『ありがとう』を言いたいのか」がハッキリ現れていることが大事。
内容は「おばあちゃんに教わったこと」「ママが作ってくれるお弁当」「毎日遅くまで仕事をするパパ」など、些細な内容で良いのだ。
このコンクールでは、子どもならではの視点で「家族への感謝」を感じることができる。作文作りを通して、日常の中にある「ありがとう」を探してみては。
<情報>
【主催】朝日学生新聞社 【共催】シナネングループ
【応募数】39699点
入選作品はこちら
http://www.sinanengroup.co.jp/sakubun/