ヤサガタハダカカメガイとは!?マスコットキャラクター名募集

2017/09/29

タグ: ネーミング・コピー; 公募ニュース

年間を通してダイビングが楽しめる山口県長門市の景勝地、青海島（おうみじま）には、クリオネに似た生き物が生息していることを知っていますか？長門市の駅前区商店連盟がこの生物をモチーフにした公認マスコットキャラクターの名前を募集しています。

生き物の正体は『ヤサガタハダカカメガイ』。

クリオネと種が近い貝の仲間で、ヒラヒラしたスカートを履いているような姿が特徴です。北海道沿岸部の寒流域に生息しているクリオネの正式名称は『ハダカカメガイ』で「流氷の天使」と呼ばれていますが、このヤサガタハダカカメガイは温帯域の青海島周辺に暮らしているので「青海島の天使」と呼ばれています。遭遇率が高まるのは４月～６月。

青海島の「海上アルプス」と表現される地形は海中にも続き、青く美しい洞窟もあるダイビングスポットは遠方からのダイバーにも人気があります。

マスコットキャラクターは長門市在住のイラストレーター尾崎眞吾氏によって制作されました。

長門市は童謡詩人・金子みすゞ（かねこみすず）さんの故郷としても知られていますが、尾崎氏は金子みすゞさんの詩に出会って以来、詩をテーマにしたイラスト制作をライフワークにされています。現在、生誕100周年を記念して建てられた金子みすゞ記念館の「みすゞギャラリー」にて原画展を開催中です。（9月3日～12月30日まで）ちなみに、みすゞさんの詩集の原点と言われる代表作『大漁』は大津郡仙崎村（現：長門市）の漁村風景から生まれました。

クリオネに並ぶ注目度があり、金子みすゞさんの詩のように長く愛されるキャラクターネームをぜひ考えてみてください。グランプリに選ばれた方には、現在、品薄で予約・抽選販売が行われている人気商品「任天堂スイッチ」が贈られますので、こちらも興味がある方は応募してみてください。