歴代絵本ランキング第1位は!?語り継がれる絵本作ろう
宇都宮ケーブルテレビが運営している小説投稿サイト「星の砂」では子供向けの読み物を募集しています。今回で7回目の開催となるコンテストで絵本、またはストーリーのみでもOK!受賞作品は「電子書籍 星の砂文庫」にて電子書籍化予定です。サイトでは定額読み放題で過去の受賞作品を含むオリジナル物語を楽しむことができます。第1回目の優秀賞に選ばれたのは『パンダのロンロン』。動物園に暮らすパンダの女の子が悩みと向き合うなかで「自分は自分のままでいい」というメッセージが込められた優しいお話です。
どんな絵本が心に響くのだろう…みんなに愛されている絵本とは?
歴代の絵本売上ランキングを調べてみると、1967年発売の『いないいないばあ』(松谷 みよ子著)が1位でした。「ばあ」の部分のオドロキや、くりかえしのフレーズに出会える安心感、いろいろな動物が登場するのが人気の理由でしょうか。
他にも空想世界を広げてくれる『ミリーのすてきなぼうし』『わたしのワンピース』、友情や感情が学べる「がまくんとかえるくん」シリーズの『ふたりはともだち』など名作には読み継がれる理由がありそうです。また『おやすみ、ロジャー』『ねないこだれだ』など寝る前の読み聞かせに最適な本も人気があります。
『しろくまちゃんのほっとけーき』は生活の一場面がでてきて、実生活と照らし合わせて読める絵本です。ボウルに卵を割って生地を作る・フライパンの上でだんだん焼き色がついて、ほっとけーきが出来上がるページは楽しくて繰り返し読みたくなる1冊です。昔読んだ、なつかしい絵本を手にとってみると創作のヒントが得られるかもしれませんね。
コンテストといえば、お笑い芸人「ジャルジャル」の福徳秀介(ふくとく しゅうすけ)さんが第14回タリーズピクチャーブックアワード絵本部門 絵本大賞を受賞しました。一般公募で約400作品の応募があった中から選ばれたのは『まくらのまーくん』。ストーリーは福徳さん・イラストは従妹のきたむらえりさんが担当した合作絵本で5月1日から全国のタリーズコーヒー店舗にて販売されます。芸人さんの絵本といえばキングコング西野さんの『えんとつ町のプペル』。クラウドファンディングを利用しチームで制作された作品で、ネットでは全編を無料公開しています。
こころの中で温めてきた作品をできるだけたくさんの人に読んでもらいたい…それが書いた人の願いであり喜びですよね。絵本コンテストは、あなたの中のステキな物語を子どもたちに届けてあげられる絶好のチャンス!ぜひ応募してみてください。
公募情報の詳細はこちら:https://www.koubo.co.jp/contest/literature/fairy_tale/030824.html
第7回童話と絵本コンテスト(2017年5月31日〆切)