民進党の新キャラ決まる!気になる民主くんの行方は…
民進党結成後、初となる定期党大会が3月12日に行われ、公認マスコット『ミンシン』のデザインがお披露目された。デザインは16年9月の代表選にあわせて公募で呼びかけられ、1523件の作品があつまったとのこと。作品は学生選考委員によって4案に絞り込まれ、インターネット投票を実施。40歳代の女性が発案した水色の2頭身に赤いスカーフ、党のロゴを頭に載せたマスコットが選ばれた。
ミンシン登場 #民進党 pic.twitter.com/EhfO0ljDt9
— 民進党 (@MinshintoNews) 2017年3月12日
ちなみに命名したのは党代表の蓮舫氏。2016年3月27日に民主党と維新の党が合流して結成した『民進党』の名を覚えてもらうことを第一に党名をそのまま採用したという。
また、大賞者への副賞が旧キャラクター『民主くん』の等身大人形(150㎝)であることも話題となっていた。当選者への配慮として、応募要項には「辞退可能」と表記されていたことから、その動向が注目されていたが、採用者から丁寧な断りの連絡があったことを受け、事務局で審議。 その結果『民主くん』は廃棄される案が有力となり、党職員より民主くんに通告されると、ツィッター上では非道な処遇に心配する声が上がっていた。
3月21日になると事態は急変し、「憲政記念館」に再就職が決まったという一報が。関係者によると、処遇に頭を抱えた党が記念館に交渉、殿堂入りが成立し、廃棄案が取り下げられたのだという。もともとは「憲政の神様」と呼ばれる尾崎幸雄の記念館であり、議会政治の展示を集めた由緒ある場所。そこに民主くんが採用された要因は「政界初のゆるキャラ」であることが大きい。他党のPR活動に影響力を与え、政治の世界にゆるキャラの活路を見出したパイオニア的存在に敬意を表す形となった。館への初出勤には『ミンシン』との共演もささやかれている。5月の連休には展示が始まる予定で、今後の活躍が期待される。
ボクの再就職先が決まりました!恥ずかしながら憲政の歴史に名を残すことになりました。4月から「憲政の神様」こと尾崎行雄先生のところでお世話になります ゆるキャラ民主くんが殿堂入り!憲政記念館へ寄贈 @nikkansportsさんから https://t.co/WRqBJz5XYd — 民主くん (@minshu_kun) 2017年3月21日