みちのく三大桜名所といえば弘前公園・角館と?
桜の名所として知られる岩手県の「北上市立公園展勝地」は、2021年の開園100周年に向け、記念ピンバッジのロゴマークデザインを募集しています。
敷地内には約150種類、計1万本の桜が植えられ、「日本さくら名所100選」に選ばれ、青森県の弘前公園・秋田県の角館とならび、東北の三大桜名所としても知られています。開園したのは大正10年。小高い丘からの「展」望がよい景「勝」地であることから、「展勝地」と名づけられました。桜並木のそばには、尽力した地元出身の首相・原敬に敬意をこめて、『麦青く桃と桜の旅路かな』の句牌が建てられています。
展勝地について詳しく知るには、北上市のホームページ上で読める『展勝地風土記』がおススメ。この土地に深く関わった人たちが、歴史・地理・自然や美術・文芸作品などを紹介しています。
今回のピンバッチは、100周年を印象づけるデザインを募集しているので、同じような事例を参考にアイデアを考えてみましょう。
東京都八王子市「市政100周年記念」ピンバッチ
大正6年の市制施行により誕生した八王子市は、平成29年に市制100周年を迎えます。記念のピンバッチには公募で選ばれたロゴが入っており、空と山並み・夕日と町のにぎわい・水と緑などの情景を色彩で表現。丸を2つ並べ、「数字の100」と八王子の「8」を表したデザインになっています。
http://www.city.hachioji.tokyo.jp/100th_anniversary/kyosan/004/p020426.html
福岡県大牟田市100周年ピンバッジ
公募からシンボルマークが選ばれピンバッジになりました。全国から集まった作品は177。炭鉱の町らしく燃える石が象徴的な炎、大牟田のお祭り大蛇山をイメージした「蛇の目」がデザインになっています。
http://omuta100.com/committee/178/
公募情報の詳細はこちら:https://www.koubo.co.jp/contest/art/competition/027867.html
展勝地開園100周年記念ピンバッジデザイン募集(2017年2月3日〆切)