カープ優勝にわく広島ご当地本大賞ノミネート作が決定!
地元の書店員&タウン誌出版4社が選ぶ「広島本大賞」! 広島にゆかりのある作家・作品の中から、これぞ我が県・広島県のご当地本と思うものを選んでいます。7回目となる今回は10作品がノミネート。県内の書店(一部店舗除く)では、1月下旬からフェアもスタートし、大賞は3月下旬に決定する予定です。
25年ぶりのカープの優勝で盛り上がったこともあり、ノミネート作品の中にもカープ本が3冊も。『三江線写真集』については、広島県三次と島根県江津を結ぶ鉄道(2018年3月末をもって廃止される予定)の写真集ですが、島根本大賞にもノミネートされているという点でも注目を集めています。
また、実在の棋士・村山聖さんの生涯を描いた大崎善生さん著の『聖の青春』は第2回の大賞を受賞しています。松山ケンイチさん主演で映画化され、東出昌大さん、染谷将太さん、柄本時生さんらも出演。現在も公開中です。
そして前回、第6回広島本大賞受賞作の飛騨俊吾さん『エンジェルボール』を原作とした舞台「赤魂」が、2017年1月、広島県民文化センターにて上演決定。チケットぴあ、RCC文化センター、啓文社の一部店舗などでチケット発売中! https://t.co/m5B0oobjdi
— 2017広島本大賞 (@hirobooktaisho) 2016年11月30日
『赤ファンのつぶやき』野村宗弘(日本文芸社)
http://www.nihonbungeisha.co.jp/books/pages/ISBN978-4-537-13364-6.html
【広島本大賞ノミネート作品紹介1】
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『赤ファンのつぶやき』野村宗弘(日本文芸社)『とろける鉄工所』でおなじみの広島出身の作者による、広島カープ愛に溢れたコミック。2012年から2015年までの「優勝前夜」のカープファンの空気が伝わってきます。
『カープ風雪十一年』河口豪(青志社)
http://www.seishisha.co.jp/catalog/233.html
【広島本大賞ノミネート作品紹介2】
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『カープ風雪十一年』河口豪(青志社)広島カープ初期の苦労話を初代球団代表がまとめた本が、実に56年ぶりに復刊。もしかしたら、長嶋茂雄がカープに入団していたかも……など驚きのエピソード満載。いわゆる「カープ本」の元祖的存在。
『強父論』阿川佐和子(文藝春秋)
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163904917
【広島本大賞ノミネート作品紹介3】
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『強父論』阿川佐和子(文藝春秋)94歳で大往生した阿川弘之さんを娘・阿川佐和子さんが振り返ったエッセイ。弘之さんの出身地・広島についての記述もあります。
『銀杏アパート』片島麦子(ポプラ社)
http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=80080550
【広島本大賞ノミネート作品紹介4】
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『銀杏アパート』片島麦子(ポプラ社)巨大な銀杏の木に支えられるようにして建つ「銀杏アパート」。そこで暮らす不器用な女性たちの、寂しくもあたたかな物語。著者は廿日市市出身で、物語に広島は登場しませんが、小説としての完成度の高さが評価されました。
『三江線写真集』(今井出版)
http://imai-printing.blogspot.jp/2016/07/blog-post_8.html
【広島本大賞ノミネート作品紹介5】
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『三江線写真集』(今井出版)2018年3月に廃線が決定した三江線の日常の姿を収めた写真集。かつて三次駅にあった三江線専用の「0番線」や、天空の駅で知られる宇津木駅などの写真もあり。水害を防ぐために作られた珍しい「陸閘門」についても解説。
『じけんじゃけん!』安田剛助(白泉社)
http://www.younganimal-densi.com/ttop?id=86
【広島本大賞ノミネート作品紹介6】
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『じけんじゃけん!』安田剛助(白泉社)ミステリ好きの美人女子高生と過ごす青春ほのぼの系コミック(ちょい百合要素あり)。広島弁が超ネイティブで全く違和感がありません。ミステリネタもマニアックで、作者のマニアぶりも伝わります。
『徳は孤ならず』木村元彦(集英社)
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-780793-6&mode=1
【広島本大賞ノミネート作品紹介7】
— 2017広島本大賞 (@hirobooktaisho) 2016年11月30日
『徳は孤ならず』木村元彦(集英社)現・サンフレッチェ広島監督の森保一など数多くの名プレイヤー&名指導者を育てた「育将」今西和男。関係者や本人への取材を通じて実像に迫る。FC岐阜時代の話は衝撃的です。
『広島カープ最強のベストナイン』二宮清純(光文社)
http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334039202
【広島本大賞ノミネート作品紹介8】
— 2017広島本大賞 (@hirobooktaisho) 2016年11月30日
『広島カープ最強のベストナイン』二宮清純(光文社)カープを長年追ってきた二宮清純さんが、現役・OBから最強のカープベストナインを選定。当人インタビューなどから、知られざるエピソードも浮き彫りに。
『広島の探偵』ハマカズシ(徳間書店)
http://www.tokuma.jp/bookinfo/9784199052101
【広島本大賞ノミネート作品紹介9】
— 2017広島本大賞 (@hirobooktaisho) 2016年11月30日
『広島の探偵』ハマカズシ(徳間書店)広島・鷹野橋に探偵事務所を構える瀧澤のもとに、次々と風変わりな依頼が舞い込んで……広島の地名もガッツリ登場するハートフルミステリ。
『夜行』森見登美彦(小学館)
https://www.shogakukan.co.jp/books/09386456
【広島本大賞ノミネート作品紹介10】
— 2017広島本大賞 (@hirobooktaisho) 2016年11月30日
『夜行』森見登美彦(小学館)森見登美彦さんの作家生活10年目の集大成とも言える、連作怪談集。第一話が「尾道」です。