朝日新聞社などが主催する「夏目漱石国際シンポジウム」が12月10日(土)、東京・有楽町朝日ホールで行われるのですが、夏目漱石のアンドロイド「漱石アンドロイド」が初めて一般公開されます！

漱石は少年時代に漢学塾二松学舎（現在の二松学舎大学）で学んでいたという縁もあり、学校法人二松学舎が、アンドロイド研究の第一人者である大阪大学の石黒浩教授の監修を受けて製作。社員として勤務していた朝日新聞社も協力し、顔は本社で所有する漱石のデスマスクをもとにつくられました。

全身の姿は漱石が45歳の時に撮影された写真に基づき、声は孫にあたる夏目房之介氏(学習院大学教授)のデータをもとに、作品の朗読や講演を再現。今後は教育現場などで活用される予定です。

漱石アンドロイドはシンポジウムと同日に行われる「漱石国際エッセーコンテスト」表彰式に登場し、自己紹介や講演の一部を披露します。その後はホールのギャラリーにも姿を現し、午後6時まで観ることができるとの事。これは気になりますね…。