2019年に500周年の節目を迎える甲府市が、記念のイベントなどで使うロゴマークとキャッチフレーズを募集しています。2021年には武田信玄の生誕500年も迎え、ますます盛り上がっていく甲府市に注目してみましょう。

甲府は、信玄の父である信虎が、つつじが崎館(現：武田神社)に拠点を移したことに始まるとされ、当時の「甲斐国」の「府中(守護所)」という意味から名づけられました。

最近の戦国武将ブームもあり、甲府にゆかりのある武田信玄・真田幸村などは特に人気ですが、その火つけ役としては、カプコンのアクションゲーム『戦国BASARA』が特に有名です。登場するイケメン武将たちが、歴女ブームのきっかけともいわれていますが、なんと甲府市と『戦国BASARA』がコラボした観光PRサイトがオープン！ゲームに登場する信玄や幸村が、市長とユーモラスな会話をかわし、市の魅力的なスポットを紹介してくれます。

グルメと言えば、陣中食といわれていた「ほうとう」。季節の野菜を入れて味噌仕立てで煮込んだ麺料理は、いまでは郷土料理として親しまれ、農林水産省が選ぶ「農山漁村の郷土料理百選」にも選ばれています。

また、甲府盆地は日照時間が長く降雨が少ないなどの条件から、ぶどうの栽培が盛んです。17世紀末、江戸時代の五代将軍綱吉のころにに発行された「本朝食鑑」という、日本の食べ物に関する書物では、すでに、ぶどうの産地では甲州が第1と記されています。明治3～4年にはワインの醸造が行われたという記録が残っており、日本のワイン発祥の地ともいわれています(現在、ワイナリーは市内に4ヵ所)。

盆地ならではの夏と冬の気温差は、マラソンやロードレースなどの耐久力を鍛えるのに向いているとも言われ、アスリートからの支持も集めています。箱根駅伝の常連校である山梨学院大学や、Jリーグのヴァンファーレ甲府などが有名ですが、サッカーの中田英寿さん、巨人の堀内恒夫さんなども出身です。

500年の歴史を刻んで歩んできた、いろいろな顔を持つ甲府市。名勝地や特産品にふれながら、記念ロゴマークを考えてみませんか？

公募情報の詳細はこちら：

https://www.koubo.co.jp/contest/art/logo/025392.html

こうふ開府500年記念事業ロゴマーク募集(2016年11月30日〆切)

 

https://www.koubo.co.jp/contest/slogan_copy/catchcopy/025398.html

こうふ開府500年記念事業キャッチフレーズ募集(2016年11月30日〆切)