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【黒石よされ写真コン】抗議殺到で一転「市長賞」授与へ

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青森県の「黒石よされ写真コンテスト」で、自殺をした女子中学生が被写体だったことを理由に決まっていた「黒石市長賞」受賞が取り消されたことに対して、本日、記者会見が行われました。

 

高樋憲・黒石市長は会見の中で「生徒に配慮して取り消しをしたが、氏名や写真などが公表されたことから、応募者とご遺族のご了承を得たうえで改めて市長賞を授与させていただきたい。慎重さを欠く部分があり、応募者や被写体となった方の家族に誤解を与え、混乱を生じさせた。ご家族に深くおわび申し上げる」としたうえで、改めて市長賞を授与したい旨を発言。市長自ら遺族に会い、再授賞の了解を得たいとしています。

 

また、今回の問題を受け、市役所には会見までに300件以上の電話と1000件以上のメールが寄せられており、そのほとんどは主催者側の対応への苦情や批判だったとのことです。

 

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【黒石よされ写真コン】「市長賞」取り消し、きょう会見で経緯説明へ

 

<これまでの流れ>
8月15日

「黒石よされ」で踊りを披露した少女を、応募者の男性が撮影

 

8月25日

(市長賞に内定していた、今回の)作品の被写体となっていた少女が自殺

 

9月16日

「黒石よされ写真コンテスト」作品応募〆切(必着)

 

10月11日

実行委が撮影者や遺族に連絡し、授賞や写真公表の快諾を得る

 

10月13日

実行委の担当者や審査員らの再協議の結果、内定取り消しを決定

 

10月14日

実行委が撮影者(応募者)に受賞の辞退を要請し、了承。遺族にも経緯を説明

 

10月17日

「黒石よされ写真コンテスト」審査結果発表

 

同日

最高賞に内定していた作品が、該当の少女が被写体であることを理由に受賞を取り消されていたことが判明

 

10月18日

遺族が「いじめをなくすきっかけにしてほしい」として撮影者の了解を得て写真を公表

 

10月19日

実行委員会は記者会見会見へ記者会見し、経緯を説明。「市長賞」を再度、授与したい方針を示す

 

11月19日

表彰展示予定