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名産品のパッケージをデザインして、「東北の魅力」を伝えよう!

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公募ニュース

デザインで地域の活性化を目指している「おいしい東北パッケージデザイン展」は、今年で3回目の開催。東北の個性が光る10種類の商品について、新しいパッケージのデザインを募集しています。パッケージを公募する理由。それは東北の魅力をたくさんの人に知ってもらいたいという強い気持ちと、東北ならではのデザインを生み出し、地域ブランドを定着させることです。

 

昨年の応募総数は702点。その中からグランプリに選ばれたのは、岩手の盛岡冷麺「弾力ちゃん」のパッケージをデザインした、東京都在住のグラフィックデザイナー古屋友章さん。

『製品の特徴である「弾力・コシ」の訴求を狙った。 その特徴を、一目見て記憶に残るネーミングと、愛らしいキャラクターに込め、素朴かつ高品質になるようにデザインした。(中略)顔のまわりの風防で「極寒の地」であることを込めた。厳しい寒さの中、「多弁でないが、粘り強く力強い岩手の人柄」も暗喩し、応援してゆけたらと考えている。』とコメントを寄せています。

 

復興とともに、国内外からの観光客増加にも力を入れたい東北。観光庁では、全国の外国人宿泊数増加率が、2010年比で235.1%まで伸びているのに対し、東北では101%と、ようやく震災前に戻った現状を苦慮。2016年を「東北観光復興元年」として、日本では初となる、全世界を対象としたデスティネーション・キャンペーン(一つの地域に集中した大規模な観光宣伝)を実施していきます。東北ブランドの確立や、海外メディア・各国の旅行会社へ、お祭り・イベントの情報を発信するなどし、東北6県の外国人宿泊者数を2020年のオリンピックイヤーには、150万人(2015年の3倍)を達成することを目標としています。

 

今回のパッケージデザイン展は、東北を知ってもらう機会としてまさにピッタリ!公募を通じて、東北地域の魅力を幅広く伝えることができます。空港など旅先で出会う、お土産に東北らしさを感じてもらいたい。企業側も旅行者を意識した商品づくりに力を入れています。その想いに答えるようにデザインすると、特産品とマッチしたパッケージが浮かびそうですね!

 

【デザイン対象商品】 ※(1)~(9)食品、(10)日用品

(1)青森:(株)丸石沼田商店「イカメンチ揚げ」

(2)岩手:(有)志賀煎餅「南部せんべい詰め合わせ」

(3)岩手:(株)水沢米菓「ドライ ライス ポケット(仮)」

(4)宮城:(株)ゼルコバドリーム「酪農家の手作りヨーグルト」

(5)宮城:(株)シーフーズあかま「漁師赤間謹製 しおがまの藻塩 宮城の香り藻塩9種類」

(6)宮城:(株)矢部園茶舗「伊達茶(煎茶・玄米茶)」

(7)秋田:(株)唐土庵いさみや「プレミアム生もろこし(金粉入り)」

(8)山形:(有)玉谷製麺所「サクランボパスタ」

(9)福島:笹正宗酒造(株)「ハーブ酒(仮)」※学生は応募不可

(10)宮城:(株)椿屋本舗「純つばき油」

 

公募情報の詳細はこちら:

https://www.koubo.co.jp/web/2/detail023860.html

「おいしい東北パッケージデザイン展2016」作品募集(2016年10月10日〆切)

 

日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)