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窃盗事件がなぜか文学賞に「ミントはどこへ消えた?文学賞」

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第一回 ミントはどこへ消えた?文学賞

新宿ゴールデン街にあるプチ文壇バー「月に吠える」が主催する文学賞です。
この文学賞、開催の経緯がスゴイ。

お店で、ミントを使用するカクテル「モヒート」を作るとき、新鮮なものを、との思いで苗を育てていたわけです。
ところが、これが盗まれてしまう。

聞きつけたお客さんが、ミントの苗を寄付してくれるのだけれど、また進まれてしまう。
それも何回も。

どうすればミントの盗難を防げるのか? と考えに考えた結論。
が、文学賞なのです。
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しかし、我々は文壇バーだ。文壇バーなりの方法で、このミント窃盗事件をポジティブなものに変えられないだろうか。そう考えたとき、以下の企画を思いついた。そう、文学賞の開催だ。
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公募ガイドでは、ありとあらゆる文学賞を紹介していますが、こんなのは初めてです。

募集内容は、ミントの苗が盗まれた」という場面もしくは設定が作中で使われている小説。
枚数は、400字詰原稿用紙換算2~5枚程度。

ちなみに、「この文学賞は、ミントが盗難される度に開催する予定だ」
とあります。

いや、第2回が開催されないことを祈っています。