パワフル! でも、それだけじゃない。「レスリング マスコットキャラクター募集」
公益財団法人日本レスリング協会では、マスコットキャラクターのデザインを募集しています。締切は2023年4月28日。採用作品は2023年6月18日の「明治杯全日本選手権」にて発表され、賞金30万円が贈られます。
オリンピック競技の一つでもあるレスリング。大好きな人も、あまり知らなかった人も、この機会にレスリングの魅力や選手たちの意外な一面に触れてみませんか?
人類最古の格闘技
レスリングの発祥は、古代のギリシアまでさかのぼり「人類最古の格闘技」とも言われています。ギリシア文明時代は全裸にオリーブオイルを塗って行われたそう。その後、貴族の武道として、カラヴァッジョやレンブラント、ルソー、モンテーニュなど、哲学者や画家もたしなんでいたそうです。
近代オリンピックでは第1回のアテネ大会から競技として採用されています。世界から見ても日本はレスリング強豪国。特に女子は「人類最強」と言われた吉田沙保里選手や、個人種目での4連覇を達成した伊調馨選手など、日本中が熱狂したことが記憶に新しいものです。
東京オリンピックでは、女子フリースタイルで金メダル4つ、男子グレコローマンで銀メダル1つと銅メダル1つ、男子フリースタイルで金メダル1つと、世界にその力をとどろかせました。
競技姿とのギャップにほっこり
オリンピック中継などを通じて、レスリングという競技自体を知っている人は多いはず。激しくたたかう選手たちの試合が印象的です。けれども、熾烈な競技のイメージとは裏腹に、実際にはもっと身近な側面もあるようです。
「選手たちは一所懸命練習に取組み試合にのぞんでいます。みなさんがイメージしている世界にいることも事実ですが、選手たちの生活はそのような世界だけではありません。練習、試合以外では、みなさんと同じように『ほっこり』『ぬくぬく』『ゆるゆる』な時間も過ごしています」と、主催者である日本レスリング協会は語ります。
たとえば、前述の吉田沙保里選手は折り紙が趣味で、Instagramにたくさん作品をアップしているそうです。なんともキュートですよね!
そんな、選手たちのリラックスした親しみやすい雰囲気を伝え、レスリングや選手たちを身近なものに感じられる「ほっこりしたゆるキャラ」のデザインを今回は募集しています。
キャラ決定後にはネーミングも募集!
応募はメールでOK。マスコットキャラクターの正面、背後のフルカラーデザインと簡単な説明を送りましょう! キャラクターデザインの公募は、絵のうまさよりも、わかりやすくイメージを伝えることが重要です。丁寧にはっきり描くのが◎。
他のゆるキャラたちとのコラボや、さまざまなメディアでの発信、オリジナルグッズの展開を予定しているとのこと。いま活躍中のゆるキャラたちのデザインも参考になりそうですね。
マスコットキャラクターのデザインが決定した後、ネーミングの募集も予定しています(応募期間は、キャラ決定後から7月31日まで)。ネーミングの賞金は10万円。こちらも要チェックです!
公募情報ライター。最近は各地を盛り上げるご当地公募から目が離せない。好物はネギトロ。公募ガイド公式Instagramでも執筆中。
出典: https://www.japan-wrestling.jp/2023/03/21/204452/
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