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たった20秒で、耳も心もつかまれた。「JFNラジオCMコンテスト2023~ラジオに乗せて、学校アピール〜」

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公募ニュース

全国FM放送協議会(JFN)では、現役の大学生や専門学校生から、自分の学校のラジオCMを募集。最優秀賞には賞金30万円が贈られ、JFN38局にて約1ヵ月全国放送されます。締切は2023年5月21日。在校生だから気づける学校の魅力をCMに!

「うちの学校、来てみない?」はラジオから

2012年に始まり、10年以上続く公募(旧JFN学生ラジオCMコンテスト)。主催は、TOKYO FMやFM大阪、Interfmなど、全国38のラジオ局で構成される全国FM放送協議会(JFN)です。

 

この公募では、現役の大学生や専門学校生から学校のラジオCMを募ります。CMで重要なのは使用感を実感をもって伝えること。在校生なら母校のよさをリアルに伝えられます。審査員には弘兼憲史など著名人が並びます。賞金額は30万円!

 

ラジオは日常に溶け込むメディア

学生さんの中には、ラジオになじみがないという人も多いかもしれません。

 

しかし、ながら聞きのできるラジオは、日常に取り入れやすいメディアです。視覚的情報がない分、想像をかき立てる余白があるのは強み。実は、ラジオを聞き続けると脳が成長することも実証されています(※)。

※出典:

https://radiko.jp/rg/lab/brain

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000007490.html 

 

そんな優秀なメディアであるラジオで流れるCMのコンテスト。ラジオCMの基本構成は、ナレーション、セリフ、効果音の3つです。コンテストには、これらを文字にしたコピー形式で応募します。専門用語は必須ではありませんが、表現・演出意図を伝わるよう、最低限の用語や形式は知っておくのがベター。初めてラジオCMに挑戦する人は、主催者のWEBサイトに公開されている「制作ポイント」、「Q&A」を読んでおきましょう。

過去の入賞作品を聴いてみよう!

前回の最優秀賞は國學院大學のCMでした。下記に、受賞作品のコピーを掲載します。ぜひ、制作の参考に。


國學院大學 文学部外国語文化学科 

20秒CM 「若者言葉」篇 


女A:  ねぇ、「マジ」っていう言葉、 江戸時代からあったって知ってた?

女B:  マジ? 

女A:  「ヤバい」も 江戸時代からだって

女B:  ヤバ!

女A:  「ビビる」なんて、平安時代からっていう説もあるよ

女B:  いやマジでヤバすぎてビビりまくりブー!

男性NA: コトバは生き物。

女 AB: 日本語にきゅんです。
男性NA: 國學院大學。



最優秀賞を含む、前回入賞作品はこちらで聴けます。


特別審査員の総評によると、最優秀賞の選出理由は「他校が40秒を使ってCMコピーを作っている中、20秒で簡潔にまとめた上で印象に残すという技術は、なかなかのものだ」「若者の言葉は乱れているとか、若者の言葉は解らないといったものを覆してくれる。しかも、たった20秒で3度も覆してくれた」など。


そのほかの入賞作品は、音声だけという点を生かしながら、現代的な面白いアイデアが盛り込まれていたところなどが評価されていました。また入賞作品に共通するところとして、「記憶に刻まれるCMの一番のポイントは『この一言だ』という中心がしっかりしているものが多い」との言葉もあります。


2021年以前の作品にも、制作のヒントが見つかるかも。自虐ネタで笑いを引き出すものや、とにかくインパクト重視系、若者らしいみずみずしさを持ったもの、マイナス面を逆手にとったものなど、それぞれのやり方で学校の特徴を伝えています。
 

あなたも、自分なりの表現で学校をPRしましょう!

 

ライター
本川かや

公募情報ライター。特に注目しているのは、文芸とアート系。作品や取材先の方の言葉に胸を震わせながら執筆している。藤井風さん、落語家の柳家緑太さんが好き。

出典: https://www.saga-ichigosan.jp/contest2023/

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