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アイデアが映画になる!「ていね山映画祭 原案コンペティション」

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公募ニュース

短編映画の原案を応募して、あなたのアイデアが映画化される喜びを味わってみませんか。札幌市手稲区役所 市民部地域振興課による本公募では、札幌市手稲区・手稲山にかかわる短編映画の原案を募集します。締切日は2024年5月27日。グランプリ作品には、作品の映画化のほか商品券3万円分が贈られます。脚本形式でなくても応募できるところが魅力です!

短編映画の原案を募集!

今回はご紹介するのは、「ていね山映画祭 原案コンペティション」。「札幌市手稲区や手稲山(グリーンシーズン)で繰り広げられる短編映画」の原案を募集する珍しい公募です。映画の時間は30分程度で、ジャンルなどは不問。あくまで原案なので、脚本形式に整えて提出する必要のないところがうれしいですね。小説やマンガの形式を使うほか、写真や映像などを資料として添付するのもOKです。

 

グランプリに見事選ばれた作品は、脚本家や監督など実績あるスタッフによって映画化が予定されています。2024年3月現在だと詳しい人選がまだ公表されていませんが、素敵な作品に仕上がりそうでワクワクしますね。

 

詳しい作品規定などは公式サイトをチェックしてみてください!

 

ていねの魅力を込めた作品に

札幌市手稲区は、とにかく自然が美しいことで知られる地域です。多種多様な魚たちや虫たちが生息する河川、すがすがしい緑が広がる山々など、まさに「大地の恵みが味わえるまち」。

 

そんな中でも手稲山は、札幌市および手稲区のシンボルとしても知られている山です。大自然の魅力を感じられるだけでなく、「ウィンタースポーツがエンジョイできる」「テレビアンテナの設置場所として電波を届ける」など、さまざまな役割も持っています。過去には、鉱山として栄えていた過去も。つまり手稲山は、地元の人々にとって欠かせない大事な存在だということ。

 

思い入れがある地元の人の心も、まだ足を踏み入れたことがない人の心も……みんなの心が動くような作品を作りたいところです。

 

公募担当者にインタビュー!

コンテストの担当者に、本公募が開催されることになった経緯などをインタビューさせていただきました。

 

――本公募開催に至った思いや経緯などございましたら教えてください。

 

「昨年、手稲区出身のミュージシャン・タレントの田村次郎氏原案の短編映画『7月の約束』を制作し、11月の映画祭で上映いたしました。

 

そうしたら、映画祭の来場者アンケートで同作品が『手稲区(手稲山)の魅力アップに役立つのではないか』というご意見を非常に多くいただいたんです。これに加えて、海外の映画祭で賞をいただくなどの実績も残しました。

 

そして、次年度以降は全国のみなさまから広く原案を募集して、短編映画を制作しようということになったのです」

 

――まちの魅力アップに、大きな期待が寄せられているようですね。それでは、どのような作品の応募を期待しているかお聞かせください。

 

「常に人々の暮らしを見守ってくれている手稲山。手稲山は札幌市の象徴であり、手稲区内のどこからでも望めます。そんな手稲区内で起こる物語を、実体験や妄想から想像力を膨らませて応募していただければと思います」

 

 

 

「映画作りに興味はあるけれど、専門的な勉強をしたことがないし……」と思っている人はぜひ応募してみましょう。ていねの魅力をしっかりリサーチして、中身の詰まった作品を作り上げてみてくださいね。


ライター
岩井パン

公募情報ライター。公募デビューは7歳。おいしいものとソシャゲと大相撲が好き。朝ごはんは白米派。