日本初!学生アカデミー賞アニメーション部門銀賞を受賞したデジハリ卒業生が千代田区長を表敬訪問
デジタルハリウッド大学の卒業生・金森慧氏が、米国アカデミー主催の第51回学生アカデミー賞アニメーション部門で銀賞を受賞し、千代田区長を表敬訪問した。日本の作品として初の受賞となる快挙を達成した金森氏は、樋口高顕区長に授賞式の様子を報告した。
受賞作品『Origami』は、正方形の紙が様々な折り紙の生き物に変化していく様子を描いたフルCGアニメーション。小学1年から折り紙を続けてきた金森氏は、CGと折り紙の数学的な共通性に着目し、実際の折り紙を忠実に再現する独自のCG技術を開発した。
今年の学生アカデミー賞には、世界738校から過去最多となる2,683作品が応募。本賞はロバート・ゼメキスやピート・ドクターなど、著名な映画監督を輩出してきた権威ある賞として知られている。
2001年生まれの金森氏は、大学在学中から数々の国際的な評価を受けており、SIGGRAPH Electronic Theaterには日本の学生作品として16年ぶりの入選を果たすなど、世界的な注目を集めている。