世界の一流フォントデザイナーが大阪に集結!モリサワが国際フォーラム「WE LOVE TYPE 4」を5年ぶりに開催
株式会社モリサワは、モリサワ タイプデザインコンペティション 2024の開催を記念して5年ぶりとなる第29回文字文化フォーラム「WE LOVE TYPE 4」を11月29日に大阪本社で開催する。日本を代表する書体設計士の鳥海修氏をはじめ、中国、台湾、韓国、アメリカから世界的なフォントデザイナーやアートディレクターが集結する注目のイベントとなる。
今回のフォーラムは「デザインにおける文字の力」をテーマに掲げ、特に今年から新設された簡体字・繁体字・ハングル部門に焦点を当てる。登壇者には、100書体以上の開発実績を持つ鳥海修氏、中国で「漢儀新人文宋」を手がけたチェン・ロン氏、世界的な美術館でコレクションされている韓国のデザインデュオ「Sulki and Min」など、各国を代表するクリエイターが名を連ねる。
プログラムでは、各デザイナーが注目するフォントデザインのトレンドや最新プロジェクトについての講演に加え、鳥海氏とアメリカのサイラス・ハイスミス氏によるクロストークも予定。異なる文化背景から生まれるアプローチや、デジタル時代における文字デザインの可能性について、深い議論が展開される。
参加費無料、定員150名の本フォーラムは11月28日まで参加申し込みを受け付けている。デザインや文字文化に関心を持つ人々にとって、グローバルな視点から文字デザインの最前線に触れる貴重な機会となりそうだ。