声優・置鮎龍太郎が挑む新選組の闇!司馬遼太郎『芹沢鴨の暗殺』を全6回で朗読
人気声優と文豪作品の異色コラボレーション「川口技研 Presents 司馬遼太郎短篇傑作選」が、SEASON13の第2作として『芹沢鴨の暗殺』を放送する。11月9日から12月14日までの期間、毎週土曜日18時からOBCラジオ大阪とTBSラジオで同時放送される。
今回、司馬遼太郎の筆に挑むのは、ベテラン声優の置鮎龍太郎。作品は新選組の黎明期を描いた歴史ドラマで、浪士団から新選組が結成されるまでの過程と、初代局長筆頭・芹沢鴨の悲劇的な最期を描く意欲作だ。
置鮎は本作の朗読について、「まるでその場に居たかのような登場人物との距離感の描写にのめり込んでしまう」とコメント。演じ過ぎず、かつ巧みな演じ分けで作品の魅力を引き出す意気込みを語っている。
本シリーズは2012年の放送開始以来、人気を博してきた長寿番組。SEASON13は「もう一度聴きたい、司馬遼太郎短篇傑作選」と題し、リスナーからのリクエストを元に作品を選定している。番組の特徴は「与えられた作品をひとりで演じきる」という厳格なルール。置鮎が幕末の激動期をどう表現するのか、注目が集まっている。
なお、番組はradikoでもタイムフリー配信されており、放送から1週間以内であれば好きな時間に視聴可能だ。ナビゲーターは女優の竹下景子が務める。