世界68カ国から集まった子どもたちの想い―JQA地球環境世界児童画コンテスト優秀作品展が東京・新宿で開催
地球環境問題への子どもたちの想いを世界に発信する「JQA地球環境世界児童画コンテスト」の優秀作品展が、2024年11月19日から12月2日まで、東京・新宿区のJICA地球ひろばで開催されることが発表された。今回の展示では、第24回コンテストで選ばれた優秀作品30点が一般公開される。
1999年に始まったこのコンテストは、一般財団法人日本品質保証機構(JQA)と国際認証機関ネットワーク(IQNET)が主催し、UNICEF東京事務所とJICAが後援している国際的な取り組みだ。第24回のテーマ「未来へつなぐ かけがえのない地球」には、世界68の国と地域から8,514点もの作品が寄せられ、子どもたちの環境問題への高い関心が示された。
審査は、画家で日本芸術院会員の絹谷幸二氏を審査委員長に迎えて行われた。このコンテストは、子どもたちに絵を描くことを通じて環境問題について考える機会を提供することを目的としており、受賞作品は国内の美術館などでも展示され、子どもたちの環境への想いを広く社会に伝えている。
展示会場となるJICA地球ひろばは、JR・地下鉄市ヶ谷駅から徒歩圏内にあり、入場は無料。開館時間は9時から21時30分までとなっている。地球環境に対する世界の子どもたちのメッセージを、芸術作品を通じて体感できる貴重な機会となりそうだ。