GARDEが南青山にアートギャラリーをリニューアルオープン、建築とアートが融合する新拠点へ


建築思想とキュレーションを横断する新しいアートプラットフォーム
インテリアデザイン、コンサルティング、コーディネーションのトータルサービスをグローバルに展開する株式会社GARDEが、東京・南青山にて「GARDE ART GALLERY」をリニューアルオープンした。本ギャラリーは、空間デザインと現代アートの接点を提示する拠点として再始動するものであり、建築思想とキュレーションを横断し、「アートが空間にもたらす情緒的価値と経済的価値」を可視化する実験的プラットフォームとして展開していく。
同ギャラリーは、アートに関わる多様な活動の場を創出するとともに、次世代を担う若手アーティストの発表機会の提供および育成・支援を目的として運営される。単なる展示空間にとどまらず、空間デザインとの協働や企業・社会との接点を通じて、新たな才能が挑戦を重ねられる環境を整備し、その創造性を社会へと還元する持続的な循環の構築を目指している。
リニューアルオープン記念展「Urban Portraits」の開催
2026年3月2日(月)から3月13日(金)までの期間、ニコラ・マニエロによる個展「Urban Portraits(アーバン・ポートレート)」が開催される。本展は、都市を建築やランドマークとして捉えるのではなく、公共空間に存在する「人間」へと視点を移す試みである。街路や駅など移行的な空間での偶然の出会いを通じ、表情や身振りの一瞬を捉えたポートレートが展示される。
作品は個人の物語を語るのではなく、断片的で開かれた像として提示され、現代都市に内在する不安定さや曖昧さを映し出す。都市の背景を極力排し、「顔」というフレームに焦点を当てることで、疲労や孤独、強さや脆さといった感情の層が浮かび上がる。建築的思考を背景に制作された本シリーズは、構築された環境がどのように知覚され、感情的に経験されるかを問い直すものとなっている。
アーティスト・ニコラ・マニエロの活動と思想
ニコラ・マニエロは、東京を拠点とするイタリア人建築家・写真家である。ヴェネツィア建築大学(IUAV)で建築を学び、空間・知覚・日常生活の関係性に早くから関心を抱いた。2010年よりKengo Kuma & Associatesに所属し、現在はパートナーとして、ヨーロッパ、中東、アジアにおける文化施設、インフラ、都市プロジェクトに携わっている。
彼の建築実践は、コンテクスト、素材性、公共空間に対する強い感受性に特徴づけられている。建築家としての活動と並行し、マニエロは現代都市を主題とする独立した写真研究を展開してきた。作品では人間的スケールでの都市生活を探り、周縁的な状況や日常の身振り、計画的な表象からこぼれ落ちる瞬間に着目している。建築を対象物として描くのではなく、構築された環境がいかに住まれ、知覚され、感情的に経験されるかを探究しているのが特徴だ。
ギャラリーの多様な活用方法と今後の展開
GARDE ART GALLERYは、展示空間にとどまらず、様々な用途での活用が可能である。若手アーティスト支援の一環として、新人アーティストへの無償貸出制度を設けており、展示会やアートイベントの開催に対応している。また、ブランド体験設計におけるアート導入の実験的発表の場として活用可能であり、デザイン・ファッション・建築関連の発表会やトークイベント、撮影利用にも対応できる。
本ギャラリーは、アートを媒介にブランド価値を拡張する空間プラットフォームとして、外部企業・メディア・アーティストとの協働を推進していく予定である。会場は東京都港区南青山5-2-1 ALLIANCEビル4Fに位置し、入場料は無料となっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000099560.html