松坂屋美術館（名古屋市中区）で2025年4月26日から6月15日まで、伝統工芸とポケモンが融合した特別展「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」が開催されることが決定した。この展覧会では、人間国宝から若手まで20名のアーティストが、様々な工芸技法を駆使してポケモンの世界を表現している。

本展は2023年3月に石川県の国立工芸館でスタートし、その後アメリカのJAPAN HOUSE LOS ANGELESでの海外展示を経て、滋賀、静岡、東京と巡回。名古屋は国内5会場目となる。展示作品は約80点に及び、愛知会場では新作の追加も予定されており、さらなる進化を遂げた内容になるという。

展示作品は、ポケモンの姿やしぐさを工芸で表現したものから、ゲームの特徴的な要素である「進化」や「通信」をモチーフにした作品まで多岐にわたる。また、日常で使える器や着物、帯留めなど、実用的なアイテムにポケモンを取り入れた作品も展示される。

会期中は、工芸の多様な素材と技法がポケモンの世界観とどのように融合し、どんな化学反応を起こすのか、その新しい魅力を発見できる機会となりそうだ。

出典：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000617.000014948.html