大学生が描く未来の街づくり!スポーツ庁長官賞に輝いた革新的なアイデアとは
スポーツ庁主催の「スポーツ・健康まちづくりデザイン 学生コンペティション2024」の受賞作品が決定した。全国から寄せられた45点の応募作品の中から、独創的なアイデアとデザインが高く評価された作品が選出された。
アイデア部門のスポーツ庁長官賞には、滋賀大学大学院の井下敬翔氏による「スポーツの小型化とモジュール型小規模競技場によるウェルビーイングな都市デザイン」が選ばれた。一方、デザイン部門では大阪市立大学の松本恵利香氏と北村和津氏による「産学官民一体のまち丸ごとスポーツジム化計画」が栄えある長官賞を受賞した。
本コンペティションは、まち全体をスポーツに親しめる空間として再構築することを目指し開催された。11月6日に室町三井ホール&カンファレンスで開催された二次審査では、アイデア部門12点、デザイン部門5点が競い合い、学生たちによる熱のこもったプレゼンテーションが行われた。
室伏広治スポーツ庁長官は講評で「どの発表も素晴らしく、甲乙のつけがたい作品だった」と学生たちの努力を称え、「提案内容をさらにブラッシュアップして、私たちとともにスポーツに親しめる場づくりを進めていきましょう」と、今後の展開に期待を寄せた。
審査には著名な学識経験者や実務家が参加し、都市計画やスポーツ振興の観点から多角的な評価が行われた。受賞作品の多くは、地域資源の活用や持続可能性、コミュニティ形成など、現代社会の課題解決につながる提案となっている。
出典:https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop02/list/1380329_00020.htm