環境配慮型印刷で知られる株式会社マルワは、名古屋在住の気鋭の歌人・野口あや子氏と愛知県立芸術大学の学生たちがコラボレーションした2025年カレンダー「季節と装い」の販売を開始した。

このカレンダーの特徴は、野口氏による12カ月分の書き下ろし短歌と、それらにインスピレーションを得た芸大生たちの繊細なイラストの融合にある。10年に渡り継続されてきた本企画からは、すでに多くのプロアーティストを輩出しており、学生たちの貴重な創作活動の場としても高い評価を得ている。

素材面でも注目を集めているのが、「サーキュラーコットンペーパー」の採用だ。この特殊な用紙は、衣料品製造時に発生する繊維くずを50%、木材パルプを50%使用して製造される環境配慮型の素材。「装い」をテーマにした短歌と、その世界観を表現するイラストとの相性は抜群という。

カレンダーは縦型壁掛けタイプで、サイズは140×210mmとコンパクト。1月始まりの月めくり式で、全ページカラー印刷となっている。価格は1冊1,100円（税込・送料別）で、同社の公式通販サイトにて販売中。企業向けには名入れにも対応している。

野口あや子氏は1987年岐阜市生まれ。第一歌集『くびすじの欠片』で現代歌人協会賞を受賞し、朗読活動やレクチャーなど多彩な活動を展開する注目の歌人だ。現代短歌の世界に新風を吹き込む存在として、各方面から期待を集めている。

出典：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000142713.html