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37年の歴史に新風!『小説すばる』が大胆リニューアル、千早茜の新連載など話題作が続々

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報道発表
小説すばる2024年12月号表紙/集英社(プレスリリースより)

集英社の人気文芸誌「小説すばる」が創刊37周年を迎え、2024年12月号(11月15日発売)で全面リニューアルを実施した。今回の刷新は「縦書きの日本語をより読みやすく」という原点回帰的なコンセプトを軸に展開される。

デザイン面では、有山達也率いるアリヤマデザインストアが誌面を一新。表紙には台湾出身の新鋭イラストレーター・高妍(Gao Yan)が起用され、初回となる今号では集英社の本拠地である神保町の街角が描かれている。

注目の新連載には、「小説すばる新人賞」出身で直木賞作家の千早茜による「燻る骨の香り」が登場。シリーズ累計10万部を超えた「香り」シリーズの最新作となる。また、実力派の岩井圭也による「風車と巨人」は、ドキュメンタリー制作を通じて真実を追求する意欲作だ。

さらに、青山美智子や森田真生のエッセイ、新川帆立による4コママンガの新連載など、読み物面も大幅に強化。全国の書店員による地域密着型の本の紹介コーナーなど、新機軸の企画も充実している。

1987年創刊の「小説すばる」は、花村萬月、篠田節子、朝井リョウなど、多くの直木賞作家を輩出してきた実績を持つ。今回のリニューアルを機に、新たな才能の発掘にも期待が高まる。

出典:https://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/