Z世代が描くせとうち未来図!34チームから選ばれた10チームが熱戦 - 最大10万円の支援金をかけた『せとうちビジネスコンテスト』開催へ
「Z世代が描くせとうち未来図!34チームから選ばれた10チームが熱戦 - 最大10万円の支援金をかけた『せとうちビジネスコンテスト』開催へ」
せとうち地域の未来を担う若き起業家たちの登竜門、第3回せとうちビジネスコンテストの最終選考会が、2024年12月15日に広島県民文化センターふくやまで開催されることが発表された。今年度は全国から34チームがエントリーし、厳しい一次審査を勝ち抜いた10チームが、革新的なビジネスプランを披露する。
今回の最終選考会の特徴は、全てのファイナリストチームに学生が参画し、その8割を学生のみのチームが占めているという点である。デジタル推進から地域活性化、環境保護まで、Z世代ならではの斬新な発想で地域課題の解決に挑む。出場チームには、岡山理科大学の「Digital Inclusion Network」による地域のデジタル化推進プロジェクトや、広島大学の「hope」による冷熱活用プロジェクトなど、多彩なビジネスプランが揃う。
昨年度の最優秀賞は「wonderkimonoproject」が受賞。備後絣を活用したユニバーサルデザイン下着という革新的なアイデアで、伝統と共生社会の架け橋となるビジネスを提案し、高い評価を得た。今年度も受賞チームには最大10万円の支援金に加え、起業支援やビジネスマッチングの機会が提供される。
審査は、福山市企画政策部長の神原明子氏をはじめ、スタートアップ分野の第一人者たち7名が務める。当日は、フリーアナウンサーの坪山奏子氏が総合司会を務める。入場は無料だが、事前申込が必要となっている。
せとうち地域の課題解決に向けた若者たちの「小さな一歩」が、やがて大きなうねりとなって街を変えていく。学生たちの情熱的なプレゼンテーションは、地域をより良くしたいと考えるすべての人々に新たな可能性を示すことだろう。