【愛知発】次世代ユニコーン目指すスタートアップ3社が激突!インド人材活用の革新的プラットフォームが総額1000万円の頂点に
愛知県が主催する次世代ユニコーン企業の発掘を目指すビジネスプランコンテスト「AICHI NEXT UNICORN LEAGUE」シーズン2の最終審査会が、2024年11月27日にSTATION Aiで開催された。「ソーシャルイノベーション」をテーマに、防災・まちづくりやヘルスケア・ウェルビーイングなどの分野で革新的なビジネスアイデアを競い合った。
最終審査に進んだ10社の中から、ターゲット・課題、ソリューション、ビジネスモデル、市場性、地域親和性、実現可能性という6つの視点で厳正な審査が行われた。その結果、500万円の賞金を獲得した優勝はアイティップス株式会社の「日本の現場とインドの職人を繋ぐプラットフォーム『oyakata』」に決定。日本式ものづくり学校の運営とマッチングアプリを組み合わせた革新的な人材育成・活用モデルが高く評価された。
第2位には、心臓リハビリプログラム医療機器を開発する株式会社CaTeが選出され300万円を獲得。第3位には、離婚時の養育費問題に取り組む株式会社チャイルドサポートが選ばれ200万円の賞金を手にした。
大村秀章愛知県知事は「いずれの企業も甲乙つけがたい内容だった」とコメント。受賞企業は今後、日本最大のオープンイノベーション拠点「STATION Ai」や地域ネットワークを活用しながら、事業の実装化を進めていく。
なお、本コンテストは年3回開催され、次回のシーズン3では「グローバルトレンド」をテーマに、優勝賞金1000万円の総取り制で参加企業を募集した(12月6日(金)最終締切)。グローバル市場を目指すスタートアップの新たな挑戦に期待が集まっている。