YOASOBIを生んだ小説投稿サイトが初の文学フリマ出展!monogatary.com運営陣が明かす7年の軌跡
小説を音楽へと昇華させ、世界的ヒット曲「アイドル」を生み出したことで知られる小説投稿サイト「monogatary.com」が、2024年12月1日に開催される「文学フリマ東京39」への出展を発表した。サイト開設7周年を記念した今回の出展では、「文学フリマ SPECIAL BOOK」と題した3冊の特別冊子を販売することが明らかとなっている。
注目すべきは、各冊子の個性的な内容だ。1冊目は運営スタッフが全国各地のユーザーを直接訪問して取材した『X人の風変わりなモノカキ取材記』。2冊目は7年間で紹介された3000作品の中から厳選された5作品を収録した短編集。そして3冊目は、レコード会社がなぜ小説投稿サイトを立ち上げたのか、YOASOBIプロジェクトが誕生した経緯など、プロデューサー自身が赤裸々に語るドキュメントとなっている。
monogatary.comは、毎日運営から出される「お題」に対して自由に物語を投稿でき、挿絵やコメントなど様々なリアクションが可能な独自のプラットフォームとして知られている。特に2019年に開催されたコンテスト「モノコン2019」からは、グローバルチャートで1位を獲得した「アイドル」の生みの親となるYOASOBIが誕生するなど、音楽業界にも大きな影響を与えている。
各冊子は700円で販売され、会場となる東京ビッグサイト西4ホールの「の-11・12」ブースにて購入可能。入場料は1,000円となっている。小説からヒット曲が生まれる異例のプラットフォームの舞台裏に迫る貴重な機会として、多くの来場者の注目を集めそうだ。