賞金500万円!テレビ朝日が仕掛ける新人シナリオ大賞、第25回は「ミステリー」で新時代の脚本家を発掘
テレビドラマ界の新たな才能発掘の登竜門として知られる「テレビ朝日新人シナリオ大賞」が、記念すべき第25回の募集を開始した。今回のテーマは「ミステリー」に設定され、従来のテレビドラマの枠を超えた斬新な作品が期待されている。
2007年の創設以来、数々の実力派シナリオライターを輩出してきた本コンテスト。大賞受賞者には破格の賞金500万円が贈られ、さらに優秀賞受賞者にも100万円が授与される。注目すべきは、受賞作品がテレビ朝日のプロデューサーとの協働による推敲を経て、実際の映像化が検討される点である。
応募資格は性別・年齢・職業を問わず、プロの脚本家を目指す情熱を持った人材であれば誰でもチャレンジが可能だ。ただし、応募作品は未発表のオリジナル作品に限定され、原作の脚本化や他コンクールでの応募歴がある作品は対象外となる。また、近年の技術革新を反映し、生成AI等を利用した作品は応募対象外である点にも注意が必要である。
選考は、テレビ朝日のプロデューサー・ディレクター陣に加え、井上由美子氏、岡田惠和氏、両沢和幸氏という日本を代表する脚本家陣が最終選考委員として務める。
応募はウェブサイトからのみ受け付けており、締切は2025年3月3日15時までとなっている。応募者は専用ホームページから新規登録を行い、指定のシナリオフォーマットを使用して作品を提出する必要がある。一人一篇の応募に限られ、提出後の内容変更は一切認められない。
本コンテストは、テレビ朝日の未来を担う新たな才能の発掘と、テレビドラマ制作現場の活性化を目指している。朝日新聞社、BS朝日、東映、幻冬舎という強力な後援陣も、本企画の注目度の高さを物語っている。