絵本通販サイト「YOMO」を運営する株式会社ニコモは、記念すべき第1回となる「YOMO絵本テキスト大賞」の受賞作品を発表した。2024年7月から8月までの2か月間で483作品もの応募が寄せられ、大賞には「あたまのうえのたまご」（おだしんいちろう作）が選出された。

今回の審査には、『あらしのよるに』シリーズで知られるきむらゆういち氏、Eテレ『おかあさんといっしょ』の人形劇プロットも手がける藤本ともひこ氏、そして野間児童文芸賞受賞作家の村上しいこ氏という、日本を代表する絵本作家陣が審査員として参加。厳正な審査の結果、大賞作品には賞金30万円と、ニコモからの刊行という栄誉が贈られることとなった。

優秀賞には「どうぶつ まんいんでんしゃ」（にしの桃子作）が選ばれ、賞金5万円が授与される。審査では最終選考に20作品まで絞られ、審査員の間で票が割れるほどの接戦となった。

YOMOは、プロ・アマチュアを問わず、誰でもオリジナル絵本の投稿・試し読み・販売・購入が可能なプラットフォーム。無料会員登録により、全作品を1回ずつ試し読みできるシステムを採用している。なお、現在は第2回YOMO絵本大賞が開催中で、テーマを「知育」として2025年1月14日まで作品を募集している。

出典：https://www.yomo-ehon.com/contest/text_contest1