小泉八雲の怪談が絵本に。NHK朝ドラ「ばけばけ」で話題の『ゆうれいだきのでんせつ』発売


NHK朝ドラ「ばけばけ」で再注目の小泉八雲
NHK朝ドラ「ばけばけ」の放送で、日本の怪談を世界に広めた偉人・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が再び注目を集めている。こうした機運の中、小泉八雲の作品を絵本化する「八雲えほんシリーズ」の第4弾が登場する。
『ゆうれいだきのでんせつ』とは
新刊『ゆうれいだきのでんせつ』は、小泉八雲が晩年に遺した傑作再話物語集『骨董』に収録されている「幽霊滝の伝説」を絵本化した作品だ。翻案を手がけるのは、ホラー・怪談作家で怪談イベントにも出演する田辺青蛙さん。絵は、現実と虚構の狭間の世界を幻想的に描く画家・朱華さんが担当している。
ストーリーと魅力
寒い夜、怪談話に興じていた麻取りの女たちが、きもだめしを持ちかける。名のりをあげたおかつは、「ゆうれいだき」に行った証に賽銭箱を持ってくるよう仲間に言われる。幼子をせおい、まっくらな道を進むと、ぼんやりと光る滝が現れ、おかつを待ち受けていた世にも恐ろしい運命が明らかになる。「静かな恐怖から一転する衝撃」が際立つ名作怪談を絵本化し、ページをめくる手が止まる衝撃のラストへと導く。
小泉八雲の生涯
小泉八雲こと英国名パトリック・ラフカディオ・ハーンは、1850年6月27日、ギリシアのイオニア諸島の一つレフカダ島に生まれた。アイルランド人軍医の父とギリシア人の母の次男だった。米国での新聞記者や文芸評論家としての実績を経て、1890年4月4日に来日を果たす。古き良き伝統や伝承を大切にする日本の風土に魅了されたハーンは、大学講師のかたわら独自の日本研究に邁進。セツ夫人との結婚を機に「小泉八雲」と改名して帰化し、『怪談』『骨董』ほか数々の名著を著した。
書誌情報
書名は『ゆうれいだきのでんせつ』。編者は東雅夫さんで、怪談えほんシリーズでもおなじみとなっており、巻末には東氏による詳しい解説が掲載される。出版社は株式会社岩崎書店。定価は1,760円(本体1,600円+税)で、判型はA4変、ページ数は32ページである。配本日は2026年3月25日、発売日は2026年3月27日。ISBN番号は978-4-265-09253-6となっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000435.000035751.html