「第49回ゆうちょアイデア貯金箱コンクール」が熱い!42万点の力作から240点が入賞、全国展示会も開催
ゆうちょ銀行が主催する「第49回ゆうちょアイデア貯金箱コンクール」の結果が発表された。全国7,778校の小学校から41万5,706点もの作品が寄せられ、その中から240点の入賞作品が選ばれた。このコンクールは、子どもたちの創造力を育むとともに、貯蓄への関心を高めることを目的としており、1975年の開始以来、約半世紀にわたり小学校の工作課題として親しまれている。
11月27日に東京都内で行われた最終審査会では、一次審査を通過した240点の中から、「文部科学大臣賞」「ゆうちょ銀行賞」「ゆうびんきょく賞」各6名、「審査員特別賞」3名、「すてきなデザイン・アイデア賞」219名が選出された。入賞作品の中には、「ピアノコンクール ~めざせ!全国大会!!~」や「こん虫ワールド」、「ケヅメリクガメの貯金箱」など、子どもたちの豊かな発想力が光る作品が並んでいる。
さらに、このコンクールには社会貢献の側面もある。応募作品1点につき10円、総額415万7,060円が、ゆうちょ銀行から日本ユニセフ協会、国際協力機構(JICA)、ジョイセフに寄付される。この寄付金は、開発途上国で困難な状況にある子どもたちの支援活動に活用される予定だ。
入賞作品240点は、2024年12月28日から2025年1月26日にかけて、東京、福岡、京都、愛知の4都市で順次展示される。会場はKITTEやイオンモールなど、多くの人が訪れやすい場所が選ばれており、子どもたちの創造力の結晶を間近で見られる貴重な機会となりそうだ。
このコンクールは単なる工作コンテストにとどまらず、造形教育や金融教育、さらには国際支援の意義を学ぶ機会としても活用されている。テーマは自由で、子どもたちのオリジナリティあふれるアイデアが重視されるため、総合学習の一環としても注目を集めている。
来年度の応募は2024年8月から9月にかけて受け付けられる予定だ。学校を通じての応募のほか、個人での応募も可能となっている。日本最大規模の工作物コンクールとして、今後も多くの子どもたちの参加が期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000039318.html