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デジタルで広がる絵本の世界!2人の作家が語る魅力と制作の裏側

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イラスト・絵本
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報道発表
プレスリリースより

絵本の世界が、デジタルツールの登場でさらに広がりを見せている。「読者と選ぶ あたらしい絵本大賞」では、デジタル応募のみの作品を募集しており、従来の絵本賞では評価されにくかった作品にもスポットが当たっている。

この新しい流れの中で活躍する2人の絵本作家、まつながもえさんとながしまひろみさんは、デジタルツールを使った絵本制作の魅力や工夫について以下のように語っている。

まつながさんは、デジタルツールを使うことで「すごく勢いのある絵を描けた」と語る。仕事の合間や外出先でも制作できる利便性が、創作活動を後押ししているという。一方、ながしまさんは「絵本らしいものを描こうとかまえてしまって描けなくなった」経験から、自身の子ども時代の思い出を描くことで突破口を見出した。

両者に共通するのは、デジタルツールの「いつでもどこでも描ける」という特性を活かし、日常生活の中でアイデアを見つけ、すぐに形にできる点だ。この手軽さが、新しい発想や表現を生み出す源となっている。

「読者と選ぶ あたらしい絵本大賞」では、協賛のCLIP STUDIO PAINTより、作画ツール「CLIP STUDIO PAINT EX 1デバイス 3ヶ月版」を先着200名に無料配布している。これは、絵本制作に挑戦したい人々を後押しする取り組みの一環だ。

絵本の世界は、ペンや絵具といったアナログな画材から、デジタルツールまで、実に多様な表現方法を受け入れている。この懐の深さこそが、絵本というメディアの魅力であり、今後も新たな才能の発掘と革新的な作品の誕生が期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000193.000003893.html