子育て中の方々に朗報だ。豊中市が2025年2月2日に開催する「子ども健やか育みフォーラム」で、人気絵本作家のとよたかずひこさんが講演を行うことが発表された。会場はアクア文化ホールで、午前10時から正午までの2時間にわたり開催される。

とよたさんは「『各駅停車の子育て』～その時その時の景色を楽しもう～」をテーマに講演を行う。リズミカルな音の響きが特徴的な絵本で知られる彼の経験や思いを通じて、子どもの人権や子育てについて深く考える機会となりそうだ。

1947年宮城県生まれのとよたさんは、早稲田大学第一文学部を卒業後、絵本作家として活躍。「どんどこ ももんちゃん」で第7回日本絵本賞を、「ぞうさんきかんしゃ ぽっぽっぽっ」で第56回高橋五山賞を受賞するなど、その実力は広く認められている。「ワニのバルボン」シリーズや「ぽかぽかおふろ」シリーズなど、多くの子どもたちに愛される作品を生み出してきた。

フォーラムでは講演以外にも、「子どものつぶやき」「絵本紹介」「養育里親についての紹介」などの展示も予定されている。また、絵本販売とサイン会も行われるが、人数制限があるため早めの参加が望ましい。

参加希望者は1月16日までに公式サイトから申し込む必要がある。また、1歳から就学前の子どもを対象とした無料保育サービスも用意されているが、先着7名限定となっている。保育サービスの申し込みは1月8日午前9時から電話で受け付けるとのことだ。

子育ての悩みや不安を抱える方々にとって、このフォーラムは貴重な学びの場となるだろう。とよたさんの温かみのある言葉に触れ、新たな視点で子育てを見つめ直すきっかけになるかもしれない。子育て中の親はもちろん、教育関係者や将来親になることを考えている方々にもおすすめのイベントだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000774.000078420.html