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驚愕の3D広告!大阪駅の「アカツキ」が広告界を席巻、電通賞金賞の秘密とは

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報道発表
プレスリリースより

広告界に新たな風を巻き起こす革新的な3D広告が誕生した。JR西日本コミュニケーションズが手掛けた「大阪駅のヒョウ『アカツキ』」が、第77回広告電通賞のサイネージ部門で金賞を受賞し、業界に衝撃を与えている。

この広告は、大阪駅「暁の広場」に設置された巨大LEDビジョンを舞台に、まるで目の前にヒョウが現れたかのような錯覚を引き起こす。特筆すべきは、この驚異的な立体感が特殊なメガネなしで体験できる「裸眼3D」技術を採用している点だ。

制作を担当したトンガルマン株式会社は、平面型のLEDビジョンで最大限の3D効果を引き出すため、綿密な計算と工夫を重ねた。視聴者の平均身長や最適な鑑賞位置を考慮し、光と影の絶妙な演出により、ヒョウが画面から飛び出すような錯覚を生み出すことに成功。さらに、昼夜で異なるバージョンや音声効果を取り入れることで、五感に訴える没入感あふれる広告体験を実現している。

この革新的な広告は、単なる目を引く仕掛けにとどまらず、大阪駅の新たなランドマークとしての地位を確立。通行人の足を止め、SNSでの話題を呼ぶなど、広告効果の面でも大きな成功を収めている。

広告電通賞は1947年に創設された日本最古の総合広告賞であり、今回は1,178点の応募の中から選ばれた61点の入賞作品の一つとして「アカツキ」が選出された。情報の意義や社会への影響が重視される同賞での受賞は、この広告が単なる技術的革新にとどまらず、広告のあり方自体に一石を投じたことを示している。

デジタル技術と創造性の融合が生み出す新たな広告の形。「アカツキ」の成功は、今後の広告業界に大きな影響を与えることは間違いないだろう。広告主と制作者の挑戦心が、私たちの日常に驚きと感動をもたらす瞬間を、この事例は鮮やかに示している。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000075861.html