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「女の子らしさ」「男の子らしさ」に疑問を投げかける!児童文庫No.1「角川つばさ文庫」の人気シリーズ最新刊が登場

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小説・シナリオ
童話・児童文学
報道発表
プレスリリースより

児童文庫レーベル「角川つばさ文庫」から、ジェンダー規範に一石を投じる人気シリーズ「ふたごチャレンジ!」の最新刊が2025年1月8日に発売される。同時に、待望のコミカライズ第1巻も刊行されることが明らかになった。

「ふたごチャレンジ!」は、「女の子らしさ」「男の子らしさ」という固定観念に疑問を投げかける10歳のふたごの物語。刊行当初から「令和の児童書にこんなテーマが!」と驚きの声が上がり、関連シリーズ累計22万部を突破する人気作品だ。

最新刊となる9巻では、主人公のふたごが新学年を迎え、新たな課題に直面する。サッカークラブでは男女混合に対する反発が起こり、おえかきクラブでは場面緘黙の可能性がある新入部員との交流に悩む様子が描かれる。現代の児童が直面する人間関係のトラブルや心の問題にも焦点を当てている。

作者の七都にい氏は心理学を学ぶ現役大学院生。若い感性で多様な児童の心の揺らぎや成長を描き、読者の共感を呼んでいる。また、イラストレーターのしめ子氏が手がけるコミカライズ版も同時発売。繊細な感情表現が1コマ1コマに詰まった作品となっている。

「ふたごチャレンジ!」は、児童向け小説としてスタートしたが、ジェンダー規範に関する普遍的なテーマを扱っているため、大人の読者からも支持を集めている。コミカライズによって、さらに幅広い層に作品のメッセージが届くことが期待される。

児童文庫シェアNo.1を誇る角川つばさ文庫は、子どもたちの「読みたい気持ち」を応援するレーベルとして2009年に創刊。「ふたごチャレンジ!」シリーズは、その中でも特に注目を集める作品の一つとなっている。

ジェンダー規範や多様性に対する社会の関心が高まる中、「ふたごチャレンジ!」は子どもから大人まで、多くの読者の心に響く物語として、今後さらなる展開が期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000016165.000007006.html