注目!京都芸術大学がデジタル時代のグラフィック・アートの可能性を探る特別講義を無料開催


京都芸術大学が、デジタル時代におけるグラフィック・アートの新たな可能性を探る特別講義「夜空ノ果樹園 -mille-fleurs en ciel nocturne-」を2025年1月19日(日)に開催する。この講義は、株式会社ワコムの協力のもと、一般公開され、参加費は無料だ。
デジタル技術の発展により、グラフィック・アートの創作様式は大きく変容している。本イベントは、この変化がもたらした新たな可能性を提示し、多くのアート愛好家と共有することを目的としている。特に注目すべきは、複数のクリエイターが時間や場所を超えて共同で創作に取り組み、さらに多くの人々が時空を超えて作品を鑑賞できるようになった点だ。
イベントでは、西洋美術史の伝統的な図像「mille-fleurs」をテーマに、東京・京都・長野の3都市で複数のクリエイターが作品制作に挑戦。その様子と完成作品をインターネットを通じてリアルタイムで共有する。登壇者には、グラフィック・アーティストの伊藤桂司氏や、アーティスト・デザイナーの岡野寿樹氏など、第一線で活躍するクリエイターが名を連ねている。
講義は、Zoomウェビナーを用いて3箇所からの同時中継で視聴可能。19時のオープニングから始まり、各地での制作、座談会、質疑応答など、充実したプログラムが用意されている。参加者は、最新のデジタル技術を駆使したグラフィック・アート制作の現場を、臨場感たっぷりに体験できるだろう。
京都芸術大学通信教育部は、1998年に日本初の4年制通信制芸術大学として開設された。社会人にも学びやすい環境を整え、2024年度の学生数は私立大学通信教育協会加盟34大学中で1位を誇る。2025年度からは新学科も設置され、さらなる発展が期待される。
アートとテクノロジーの融合が進む現代、このイベントは両者の可能性を探る貴重な機会となるだろう。参加希望者は、京都芸術大学通信制大学院のウェブページから申し込みが可能だ。アートに興味がある方、デジタル時代のクリエイティブに関心がある方は、ぜひこの機会をお見逃しなく。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000519.000026069.html