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衝撃の結果!N/S高・N中等部生が制作した「嘘広告」動画が話題沸騰中

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報道発表
    注意喚起動画制作プロジェクトKV(プレスリリースより)

公益社団法人日本広告審査機構(JARO)と学校法人角川ドワンゴ学園が共同で実施した「広告苦情、動画にしてみた」コンテストで、N高等学校・S高等学校およびN中等部の生徒たちが制作した動画が大きな注目を集めている。

このコンテストでは、「嘘・大げさ・まぎらわしい」広告に対する注意喚起を促す動画の制作が課題とされた。応募総数はN/S高から117チーム、N中等部から33チームの合計150本にも及んだ。中高生とは思えない高いクオリティの作品が続出し、審査員を悩ませたという。

グランプリに輝いたのは、N/S高から3作品、N中等部から1作品の計4作品。N/S高の作品では、「肌荒れJK」「サプリと情報鵜呑みにするな」「まぎらわしい美容広告に気をつけよう」が選ばれた。一方、N中等部からは「小さい文字で、、、」が栄冠を手にした。

審査員からは、「イラストの画力の高さに驚かされた」「映像表現の達者さを感じた」「伝えたいメッセージが明確で説得力がある」などの高評価が相次いだ。特に、現代の若者ならではの感性や表現方法が光る作品が多く、審査員を唸らせた。

このプロジェクトを通じて、中高生たちは広告の見方や映像の意味、効果的な伝え方について学んだ。審査員の一人である博報堂UNIVERSITY of CREATIVITYのディレクター、須田和博氏は「この体験をきっかけにメディアリテラシーを身に付け、表現力や創造性をさらに磨いていってほしい」とコメントしている。

グランプリ作品は、JAROの公式SNS(TikTok、YouTube)で1月22日から順次公開される予定だ。中高生の斬新な視点で制作された「嘘・大げさ・まぎらわしい」広告への警鐘は、広告業界に新たな示唆を与えるかもしれない。

この取り組みは、JAROが進める「JARO 50thプロジェクト」の一環で、若い世代への認知度向上と「苦情の次世代化」を見据えたものだ。今回のコンテストを通じて、広告に対する若者の鋭い洞察力と創造性が明らかになった。今後、彼らがどのように広告業界に影響を与えていくのか、注目が集まっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000150351.html