熊本市の小学6年生を対象とした「夢をかなえるジェラート」コンテストが開催されている。このユニークな取り組みは、予防医療センター「メディメッセ桜十字」に併設するジェラートショップ「MARUTUS GELATO（マルタスジェラート）」が主催し、熊本市と熊本市教育委員会が後援している。

コンテストでは、「私が作りたい・食べたいジェラート」のアイデアを募集。最優秀賞に選ばれた3名のアイデアは、プロのジェラート職人によって実際に商品化され、2025年3月1日から30日まで期間限定で店頭販売される。さらに、最優秀賞と優秀賞の受賞者には、ジェラートの盛り付けや販売を体験できる特別な機会も用意されている。

この取り組みは、子どもたちの創造力を育み、夢を形にする貴重な体験を提供することを目的としている。近年、少子化や家庭環境の多様化により、子どもたちが安心して遊びや学びを深める機会が減少している中、このコンテストは子どもたちの自己表現や社会性を育む場としても注目されている。

桜十字グループは、「様々な領域で"生きる"を満たし、QOL充実社会の実現につなげていくこと」を使命としており、本コンテストもその一環として位置付けられている。ジェラート作りという親しみやすいテーマを通じて、子どもたちが自ら考え行動し、地域とつながる体験の場を創出することで、将来の仕事や夢について考えるきっかけを提供している。

応募期間は2025年1月17日から31日まで。熊本市の小学6年生であれば誰でも無料で参加できる。当選発表は2025年2月28日に行われ、最優秀賞3名と優秀賞7名が選ばれる。興味のある方は、公式サイトから申し込みが可能だ。

「MARUTUS GELATO」は、ジェラート世界チャンピオンの柴野大造氏が監修する九州初上陸のジェラートショップ。「ココロもカラダもまるっと満たす」をコンセプトに、五感で感じるジェラートを提供している。このコンテストを通じて、子どもたちの夢と創造力が詰まった新しいジェラートの誕生が期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000132347.html