高齢者支援事業を行う株式会社学研ココファンが、社内のイメージソングコンテスト「KIZUNAミュージックフェス」を初開催し、2023年12月28日に結果を発表した。この企画は、医療福祉分野のグループ会社・従業員間の交流活性化を目的とする「グループ交流委員会」が主催したものだ。

コンテストの背景には、職場内の絆を深め、組織横断の交流を促進し、さらにお互いの仕事への理解や敬意を深めるという狙いがあった。応募条件に「チームでの応募」を入れることで、イメージソングを通じたコミュニケーション創出を図った点が特徴的だ。

最優秀賞に輝いたのは、Gakkenほいくえん三鷹の『Take a walking』。保育士にとって馴染み深い「散歩」というワードと、職員同士も手を取り合って歩んでいくという思いが込められている。優秀賞には、ココファン鶴間の『いつも一緒に 心ひとつに』、ココファン桂の『ココファンのある街』、ココファン稲毛海岸の『絆』、ココファン城東の『絆ある場所』が選ばれた。

応募総数は12件。各チームが会社や職場、職務への思いを歌詞やメロディに込めた作品は、どれも心のこもった素晴らしいものだった。参加者からは「会社や理念を改めて考え直すきっかけになった」「職場の皆さんとの仲が深まった」といった声が寄せられ、企画の狙いが達成されたことがうかがえる。

学研ココファンは、今後も会社・組織・職種横断でのコミュニケーション機会を多く創出し、従業員がモチベーション高く働きやすい環境づくりに取り組んでいくという。この取り組みは、企業文化の醸成や従業員エンゲージメントの向上に大きく貢献することが期待される。

なお、学研ココファンは学研ホールディングスのグループ会社で、サービス付き高齢者向け住宅や有料老人ホームの運営、介護サービスの提供などを行っている。2008年の設立以来、高齢者支援・子育て支援を主軸に全国でサービスを展開し、地域社会に貢献している。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007167.000002535.html