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猫好き必見!韓国の絵本賞受賞作家が贈る、ユーモア溢れる「ねこのおうちさがし」が日本上陸

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報道発表
『ねこのおうちさがし』表紙 (C) クァク・スジン(プレスリリースより)

子猫の冒険心と自己発見を描いた絵本「ねこのおうちさがし」が、2025年2月15日に日本で発売される。この作品は、韓国人作家クァク・スジンによるもので、彼女は過去にイギリスでマクミラン賞を受賞した実力派である。

物語は、お気に入りの段ボール箱が「せまい」と感じた子猫が、理想の家を求めて旅に出るところから始まる。街から砂漠、さらには海の中まで、子猫の冒険は広がっていく。しかし、理想のおうちはなかなか見つからない。この旅を通じて、子猫は自分自身についての理解を深めていく。

作者のクァク・スジンは、韓国で東洋画を学び、イギリスのキングストン大学でイラストレーションを専攻した経歴を持つ。彼女の作品「山のおじさんのための帽子」はイギリスでマクミラン賞を、「星を作る人たち」は2019年ボローニャ国際児童図書展サイレントブックコンテストで大賞を受賞している。

本書の翻訳を担当したのは、韓国・釜山出身のすんみ氏。早稲田大学で学び、多数の韓国児童文学作品を日本語に翻訳してきた実績がある。

「ねこのおうちさがし」は、B5判変型(237×190mm)のハードカバーで、全48ページのフルカラー。定価は本体1,400円+税。出版社のパイ インターナショナルは、本書について「ユーモアたっぷりに描かれた自分探しの物語」と紹介している。

猫好きはもちろん、自分の居場所を探している人々にとっても、心に響く一冊となりそうだ。子供から大人まで楽しめる、温かみのある絵本が日本の書店に並ぶ日が待ち遠しい。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001075.000012505.html