スマホで現実世界がダンジョンに!? 話題のWEB小説『ダンジョンシーカーズ』がついにコミカライズ
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エンターテインメント小説レーベル「サーガフォレスト」で人気を博している『ダンジョンシーカーズ~スマホアプリからはじまる現代ダンジョン制圧録~』が、ついにコミック化される。株式会社一二三書房は、本作のコミック版を「コミックポルカ」レーベルにて本日17時より連載開始すると発表した。
本作は、第2回一二三書房WEB小説大賞で銀賞を受賞した注目作品だ。退屈な日々を送る男子高校生・倉瀬広龍が、ある日偶然見つけた2次元コードをスマホで読み取ったことから物語が始まる。ダウンロードされたアプリ『ダンジョンシーカーズ』は、カメラ機能を使うことで現実世界をモンスターが跋扈するダンジョンに変えてしまうという、驚くべき能力を持っていた。
原作は七篠康晴氏が手掛け、漫画化にはくりきまる氏、キャラクター原案には冬野ユウキ氏が起用されている。現代の日常とファンタジーが融合する斬新な設定が、読者の心を掴んで離さない。
一二三書房は近年、「サーガフォレスト」「ブレイブ文庫」「一二三文庫」などの小説レーベルに加え、「コミックポルカ」「コミックノヴァ」「ANIMAXコミックス」といったコミックレーベルも展開。さらに、BL作品を扱う「ラワーレコミックス」「ビアンココミックス」など、幅広いジャンルで読者のニーズに応えている。
『ダンジョンシーカーズ』のコミカライズは、こうした一二三書房の多彩な展開の中でも特に注目を集めそうだ。スマートフォンという身近なデバイスを通じて異世界と繋がるという設定は、現代の読者の琴線に触れるものがある。現実世界とファンタジーの境界線が曖昧になっていく様子を、コミックならではの視覚的な表現で楽しめることだろう。
WEB小説からコミカライズへ。この流れは近年のライトノベル業界では珍しくないが、『ダンジョンシーカーズ』の人気ぶりを考えると、コミック版も大きな反響を呼ぶことは間違いない。現代ファンタジーの新たな傑作となるか、今後の展開が楽しみだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000866.000021592.html