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バロン吉元の3万枚の原稿、娘が描くルポ漫画で未来へ!「マンガ原稿のある暮らし」連載開始

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漫画・コミック
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報道発表
プレスリリースより

漫画界の巨匠バロン吉元の娘、エ☆ミリー吉元さんによる新連載「マンガ原稿のある暮らし」が、2月20日からWEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」でスタートした。この連載は、バロン吉元先生の約3万枚に及ぶマンガ原稿を未来に残すための奮闘記を描いたルポ漫画だ。

エ☆ミリーさんは、父の65年にわたる画業から生まれた膨大な原稿を自宅の倉庫で発見したことをきっかけに、この貴重な文化遺産を保存する方法を模索し始める。連載では、様々な関係者への取材を通じて、マンガ原稿の保存に関する課題や可能性を探っていく。

第1話では、倉庫で見つけた3万枚の生原稿との出会いから物語が始まる。エ☆ミリーさんの描き下ろしマンガとともに、裏話も織り交ぜながら、読者を魅了する内容となっている。

バロン吉元先生は1959年にデビューし、『柔侠伝シリーズ』などの代表作で知られる漫画家だ。1980年代には渡米してマーベルコミックスでも活躍し、帰国後は絵画制作にも取り組んでいる。2024年には新連載『あゝ、荒野』(原作:寺山修司)をスタートさせるなど、65年を超える画業の中でも精力的に活動を続けている。

一方、エ☆ミリーさんは1993年生まれのアーティストで、父のマネージャーとしても活動している。女子美術大学卒業後、展覧会のキュレーションやイベント企画、書籍装丁など多岐にわたる活動を展開。2022年からはマンガ編集者としても活躍し、近年はマンガ原稿の保存問題についての情報発信にも力を入れている。

「マンガ原稿のある暮らし」は、家族とマンガ、そして原画保存にまつわるノンフィクション・ファンタジーとして展開される。マンガ文化の保存と継承という重要なテーマを、親子の絆を通して描く本連載は、マンガファンのみならず、文化財保護に関心のある読者にとっても見逃せない内容となっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000429.000043019.html