写真界の新星が輝く!ニコンサロン年度賞で注目の2作品が受賞
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写真愛好家たちの注目を集めるニコンサロンの年度賞が決定した。株式会社ニコンと株式会社ニコンイメージングジャパンが運営する公募制の写真展会場「ニコンサロン」において、2024年に開催された展示の中から最も優れた作品に贈られる第49回「伊奈信男賞」と、新進作家による最も優れた作品に贈られる第26回「三木淳賞」の受賞作品が発表された。
第49回「伊奈信男賞」には、紀成道氏の写真展「風と土と x elements/Earth」が選ばれた。受賞者には賞状と正賞(佐藤忠良作「大きな帽子」)、そして100万円の賞金が贈られる。さらに副賞としてニコンデジタルカメラも授与される。
一方、第26回「三木淳賞」は齋藤利奈氏の写真展「The Circle of Life ~海に息づく命の環~」が受賞。若手写真家支援活動「Be a Photographer」の一環として、齋藤氏には制作支援金300万円が贈られる。加えて、2年以内にニコンサロンで「受賞新作展」を開催する機会も与えられる。
両作品の展示会は2025年春に予定されている。第49回「伊奈信男賞」受賞作品展は3月25日から4月7日まで、第26回「三木淳賞」受賞作品展は4月8日から4月21日まで、それぞれニコンサロンで開催される。開館時間は10時30分から18時30分までで、日曜日は休館となる。
ニコンサロン選考委員会は、委員長の池上博敬氏(株式会社ニコン上席常務執行役員映像事業部長)をはじめ、写真界の重鎮たちで構成されている。彼らの厳正な審査を経て選ばれた今回の受賞作品は、現代の写真表現の最前線を体現するものとして大きな注目を集めている。
写真愛好家はもちろん、アートに興味のある方々にとって、これらの展示会は見逃せない機会となりそうだ。新たな才能の発掘と、写真芸術の更なる発展に寄与するニコンサロン年度賞。今後も日本の写真文化を牽引する存在として、その動向から目が離せない。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000581.000016573.html