お金の使い方を考えることで、未来の起業家を育てる。そんな画期的な自由研究コンテストの受賞作品お披露目会が開催される。このコンテストは、小学生にお金のリテラシーを身につけるきっかけを提供し、同時に社会貢献意識を育むことを目的としている。

2025年3月8日に東京文具共和会館で行われる授賞式では、松村エンジニアリングの松村会長を審査員に迎え、受賞した子どもたちとの対話を通じて、未来の起業家育成を後押しする。最優秀賞に輝いたのは、私立さとえ学園小学校3年生の渡邉花南さん。その作品「売店」は、クラウドファンディングの対象にもなるという。

コンテスト開催の背景には、現代の親世代がお金の教育を十分に受けてこなかったという課題がある。一方で、成功する経営者にはお金の使い方が上手な人が多いという実感から、子どもたちの将来設計にお金のリテラシーが不可欠だと考えられている。

審査員には、紙幣鑑別機のパイオニア企業である松村エンジニアリングの松村会長をはじめ、「キャサリンとナンシーの金融教育」で知られるファイナンシャルプランナーや、子育てYoutuberとコラボ中の小屋洋一氏など、金融教育の第一人者が名を連ねる。

この革新的な取り組みは、お金の話をオープンにすることへの抵抗感を払拭し、子どもたちに実践的な金融知識を提供する貴重な機会となりそうだ。未来の起業家たちが、100万円という具体的な金額を通じて、社会貢献と経済活動の両立を学ぶ姿に、大きな期待が寄せられている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000153992.html