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25歳で夭逝した鬼才アーティスト、オーブリー・ビアズリーの作品集が11年ぶりに復活!現代アートへの影響力とは

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アート・絵画・工芸
絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
プレスリリースより

世紀末のイギリスで一世を風靡した天才アーティスト、オーブリー・ビアズリーの作品集が、11年の時を経て待望の重版を迎えた。株式会社パイ インターナショナルが2013年に発売した『オーブリー・ビアズリー』が、このたび装いも新たに書店に並ぶこととなった。

ビアズリーといえば、わずか25歳でこの世を去りながらも、その大胆なデフォルメと奇抜なデザイン力で「鬼才」の名を欲しいままにした伝説的なアーティストだ。その影響力は時代を超え、日本の漫画界の巨匠・手塚治虫から、現代の資生堂のデザインにまで及んでいるという。

本書は、そんなカリスマ的存在であるビアズリーの作品を一挙に収録。B5判、296ページにわたるフルカラーの豪華な作品集となっている。解説・監修は、美術評論家として知られる海野弘氏が担当。幅広い分野で活躍する海野氏の洞察力豊かな解説が、ビアズリー作品の魅力をより一層引き立てている。

今回の重版に際し、本体価格が3,000円(税別)に改定された。芸術書としては手に取りやすい価格設定だが、その内容は決して軽くない。ビアズリーの作品が放つ独特の世界観は、現代のデザイナーやアーティストにとっても、なお新鮮な刺激を与え続けているのだ。

アールヌーボーの旗手として、また世紀末芸術の象徴として、ビアズリーの作品は今なお多くの人々を魅了している。彼の描く線の美しさ、大胆な構図、そして時に挑発的なモチーフの数々は、100年以上の時を経てもなお、私たちの心に鮮烈な印象を残す。

芸術に興味のある方はもちろん、デザインや広告の仕事に携わる人々にとっても、この一冊は貴重な資料となるだろう。11年ぶりの重版とあって、書店での品切れが予想される。芸術の秋、この機会に手に取ってみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001077.000012505.html