ボカロ楽曲に栄誉の時!国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN」で新部門誕生
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音楽界に新たな風が吹き込む。国内最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN(ミュージックアワーズジャパン)」が、ボーカロイド楽曲を表彰する新部門「最優秀ボーカロイドカルチャー楽曲賞」を設立することが発表された。この画期的な動きは、ボカロカルチャーの成熟と音楽業界における重要性を示す証左といえるだろう。
2025年5月22日に京都で開催される本アワードは、日本の音楽を世界に発信し、音楽の未来を切り開くことを目的としている。主要音楽団体が設立した一般社団法人カルチャー アンド エンタテインメント産業振興会が主催し、60以上の部門で音楽関係者総勢5,000人が投票に参加する大規模なイベントだ。
新設される「最優秀ボーカロイドカルチャー楽曲賞」は、創造性と芸術性に優れたボカロ楽曲を讃える。ノミネート作品は、株式会社ドワンゴが主催する「The VOCALOID Collection」(ボカコレ)のランキング企画と、Billboard JAPANの「ニコニコVOCALOID SONGS」チャートから選出される。ボカロPやクリエイター、関連企業など200名以上の専門家が投票を行い、最終的に5曲まで絞り込まれた後、受賞曲が決定する。
この新部門の創設は、ボカロカルチャーが音楽産業の重要な一角を占めるまでに成長したことを示している。アニメイト、クリプトン・フューチャー・メディア、ヤマハなど、業界を代表する企業や団体が特別投票メンバーとして名を連ねており、その注目度の高さがうかがえる。
「MUSIC AWARDS JAPAN」は、NHKでの生放送やYouTubeでの全世界配信も予定されており、日本の音楽シーンを世界に発信する絶好の機会となりそうだ。ボカロファンはもちろん、音楽ファン全般にとっても見逃せないイベントになることは間違いない。
ボカロ楽曲が国際的な音楽賞で正式に認められることは、このカルチャーの更なる発展と国際化への大きな一歩となるだろう。音楽の多様性を認め、新しい表現の形を讃える「MUSIC AWARDS JAPAN」の姿勢は、日本の音楽シーンに新たな可能性をもたらすに違いない。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000638.000096446.html