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昭和レトロ大集結!1000点超の「大倉トーイ」おもちゃが蘇る、懐かしくて新しい写真集が登場

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報道発表
『大倉トーイ・コレクション』書影(プレスリリースより)

グラフィック社から2025年3月に発売される『昭和かわいいおもちゃ 大倉トーイ・コレクション』が、昭和時代を彩った女の子向けおもちゃの世界を鮮やかに蘇らせる。本書は、かつて大阪府東大阪市に存在した老舗おもちゃメーカー「大倉トーイ」の製品を1000点以上も写真で紹介する、まさに昭和レトロの宝庫だ。

大倉トーイは1953年に創業し、おもちゃの指輪から始まり、おしゃれセットやビーズ、シール、お勉強セットなど、多彩な商品を展開してきた。本書では、これらの製品を豊富な写真で紹介するだけでなく、当時のカタログも掲載。昭和の女の子たちの憧れを詰め込んだ一冊となっている。

特に注目すべきは、カラフルでポップなデザインのおもちゃの数々。おしゃれセットには、ミニチュアのメイク道具やアクセサリーが詰まっており、当時の女の子たちの「大人になりたい」という夢が詰まっている。また、ビーズセットやペンダントトップ、ネックレスなどのアクセサリー類も、昭和特有のデザインと色使いで、懐かしさと新鮮さを同時に感じさせる。

本書の著者である小鳥遊みかと清水優季は、ともに昭和レトロなアイテムの愛好家。彼女たちの深い知識と愛情が、本書の隅々にまで行き渡っている。単なるおもちゃの写真集ではなく、昭和の女の子文化を丁寧に紐解く文化史としての一面も持ち合わせているのだ。

『昭和かわいいおもちゃ 大倉トーイ・コレクション』は、昭和時代を知る世代には懐かしさを、若い世代には新鮮な驚きを与えるだろう。そして、世代を超えて「かわいい」の本質を探求する人々にとって、貴重な資料となることは間違いない。

昭和レトロブームが続く今、本書は単なるノスタルジーを超えた価値を持つ。デザインの歴史や子どもの遊びの変遷、さらには日本の玩具産業の発展を知る上でも、重要な一冊となるはずだ。2025年3月の発売が今から待ち遠しい、昭和カルチャーファン必携の一冊である。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000516.000084584.html